第6戦 オートポリス

マシン重くアンダー残るも予選7位

 ランキングトップをキープしたまま第6戦を迎えた。次のレースはハンディキャップウェイトが半減されるので、このレースが最も重い状態で戦うレースになる。

 #55 ARTA NSX GT3の現在のハンディウェイトは73kgと大人の男性一人分の重さを積んでいる。ここで戦うには厳しい重さだが、その割には走り出しからタイムはそれほど悪くない。

 午前のセッションでは、アンダーステアの傾向が強かったので、それを改善するためにセットを進めたが、思うようにアンダーステアは消えなかった。しかし、タイムは悪くないので、チームはセットを見直して予選を迎える事になった。

 Q1は高木真一選手。アンダーステアの症状はまだ消えていなかったようだ。しかし、高木は3番手のタイムを叩き出し、Q1を突破した。

 続くQ2は福住仁嶺選手。コンディションが少し変わり、アンダーステアの傾向は少し強くなったようだ。福住は思うようにコントロール出来なかったが、7番手のタイムで戻ってきた。ハンディウェイトの重さや、チャンピオンシップの事を考えると7番手スタートは悪くないポジションだ。明日は大量得点を獲得し、チャンピオンシップを有利に進めたい。

ARTA NSX GT3
ARTA NSX GT3

土屋圭市アドバイザーのコメント

「上出来だね。ウェイトハンディがこれだけ重いのにこのポジションに行けたのはチーム力、ドライバー、タイヤのお陰だね。明日は雨でも晴れでも表彰台を狙って行きたいね」

一瀬俊浩エンジニアのコメント

「8月の富士のレースとその後に行われたSUGOテストのセットをベースにして持ち込みました。バランス的にまだ問題があったので、その対策も施して持ってきたのですが、アンダーステアが強くて、いくつかのセットを試したのですが、改善出来ませんでした。しかし、その中でちょっとだけ良いセットを見つけたので、それで予選に行きました。アンダーステアは予選でも消せていなかったのですが、タイヤに助けられた部分があってQ1は3位という良い順位でした。バランスの悪さが影響して、Q2では順位を上げられませんでした。バランス以外にも課題はあるので、明日は天候に関わらず対応出来るように準備していきたいです」

高木真一選手のコメント

「朝履いたタイヤでフィーリングの良い方のタイヤでセットを進め、オーバーステアになると思っていたら逆の症状が出てしまいました。タイムは悪くなかったのですが、仁嶺が乗る前にいくつかアンダーステア対策を入れ込んでみました。しかし、あまり症状が変わらず、仁嶺はアンダーステアのままQ2に行く事になってしまいました。しかし、ウェイトハンディが重いことや、チャンピオンシップを考えると7番手からのスタートは悪くないと思います」

福住仁嶺選手のコメント

「Q1では予想以上に車のパフォーマンスが高かったので、自分も高木さんのように良いタイムを出して、良いポジションからスタート出来るようにしたいと思っていました。しかし、自分の走りと車に対する好みの差が出てしまって7番手でQ2を終える事になりました。自分の足りないところや悪いところが分かった予選でしたので、データを見ながら改善していき、明日良い結果で終われるようにしたいです」

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