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投稿日: 2019.09.12 18:03

30号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 2019スーパーGT第6戦オートポリス レースレポート


スーパーGT | 30号車TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT 2019スーパーGT第6戦オートポリス レースレポート

2019 AUTOBACS SUPER GT
ROUND6 オートポリス
開催地:オートポリス(大分県)/4.674km

9月7日(予選)
天候:曇り
コースコンディション:ドライ
観客数:1万0010人

9月8日(決勝)
天候:曇り一時雨
コースコンディション:ドライ&ウエット
観客数:1万7300人

後半に勝負をかけていたレースながら、駆動系トラブルで無念のリタイア……

 全8戦で争われるスーパーGTシリーズも、いよいよ終盤戦に突入し、第6戦が九州のオートポリスで『AUTOPOLIS GT 300km RACE』として開催された。今年もaprは引き続き2台体制で挑むが、マシンをTOYOTA GR SPORT PRIUS PHV(ZVW52)にスイッチ。規定の変更と合わせ、駆動方式をミッドシップからFRに改め、さらに5.4リットルのV8エンジン、2UR-Gを新たに搭載することとなった。#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTをドライブするのは、引き続き永井宏明選手と織戸学選手。タイヤもヨコハマが継続して使用される。

 富士スピードウェイで行われた第5戦は500マイルの長丁場で競われ、予選19番手からCドライバーとして起用した小高一斗選手がスタートを担当、早々に順位を上げていた。だが、その最中に接触があってマシンは足回りを痛め、一時はリタイアも覚悟した。しかし、メカニックの熱い想いで修復は果たされ、大きな遅れを取りながらもレースに復帰。もちろん勝負権はなくなっていたが、ドライバー3人ともに諦めずに走り続けたことで完走を果たすこととなった。

 今回は再び300kmの争いとなり、舞台となるのはアップダウンの激しいテクニカルコースとして知られるオートポリス。ただでさえ重さが走りに影響を及ぼすのに、このレースまでが獲得したポイントの2倍、ウエイトハンデを積まなければならないので、ランキング上位陣には最も厳しい戦いになるのはもはや間違いなかった。この一戦にノーハンデで臨めるメリットは決して小さくない。今季ついに入賞を果たすことが、大いに期待された。

公式練習
9月7日(土)8:50~10:25

 9月になって、ようやく暑さも控えめになってきたものの、このレースウイークを前にしてもっとも心配されたのは、ふたつも近づいてきた台風による影響であった。『中止もやむなし』とまで一時は予測されたが、それぞれ九州を東西に避ける進路となり、直接の影響を受けずに済むことに。しかし、山の上の天気は変わりやすいことから、いつでも対応できるよう配慮されてもいた。

 走り初めとなる公式練習は、オートポリスの上空を白い雲が覆ったものの、どうやら雨の心配はなさそう。むしろ切れ間からの強い日差しを遮ってもくれて、気温は24度、路面温度は26度と、程よい状態からのスタートとなった。最初に#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTに乗り込んだのは織戸選手。なお、今回からリストリクターが JAF-GT仕様に改められ、直径こそφ34.50mm×2からφ30.27mm×2にかなり縮小されたが、形状による特性の向上が見込まれた。

 だが、織戸選手の手ごたえは、フィーリングは良くなったが、絶対パワーが足りない、前戦からパフォーマンスダウンとの厳しいコメント。ともあれ、セットアップとタイヤ選定が進められていくこととなった。途中2回の赤旗中断を挟みながら、徐々にタイムを詰めていった織戸選手は、ほぼ折り返しのあたりで1分47秒133を記録して、このセッションのベストタイムとする。

 そしてセッション後半からは永井選手の走行に。ロングランができず、サーキットサファリを含めても普段どおりの周回をこなせなかったため、自己ベストは1分53秒151に留まったものの、好感触は得られていたようだ。

公式予選Q1
9月7日(土)14:30~14:45

 相変わらずオートポリスの上空には白い雲が広がり、それでも日は真上に上がったからか、予選の始まる前の気温は26度と予選とほぼ変わらなかったが、路面温度は35度にまで上昇。もちろん想定の範囲であるから、走行に支障を及ぼすまでには至らず。今回もQ1は織戸選手が担当、なんとか永井選手につなぎたいところ。

 予選のトラフィックを避けるため、ややスタートを遅らせてコースインした織戸選手。その甲斐あって、しっかり#30 TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GTはクリアラップが取れるポジションにつけ、2周をウォーミングアップに充てた後に、いよいよアタックを開始する。まずは1分47秒251をマークするも、公式練習のタイムを上回れず。もう1周コースを攻めていくも、1分47秒209にまで短縮するのが精いっぱい。やむなく織戸選手はアタックを終了、チェッカーが振られる前にピットに戻ってくる。

 結果は無念の26番手。だが、ここからどこまで決勝で順位を上げてくれるか、大いに期待もされた。

TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(永井宏明/織戸学
TOYOTA GR SPORT PRIUS PHV apr GT(永井宏明/織戸学)

永井宏明選手

「新たにトライしたセットを詰め切れず苦戦しました。このマシンとオートポリスは初めてですし、エンジンにも改良がくわえられ、毎戦進化のために前進しておりますが、あまりにも時間がなさすぎますね。今年は苦労の年になっておりますが、着実に進めることが大切としてやっておりますので、歩みは遅くても我慢、我慢です。それよりなにより、今回から投入のJAF-GTリストリクターのパワーが不足が今は気になります」

織戸学選手

「飛び出すくらい、結構プッシュしましたが残念ながら今年ワーストの予選ポジションでした。今回の変更により、パワーが足りなくなった分をブレーキで詰めに行ったのですが、これが限度でした。まだヨコハマタイヤにセットも合わせ切れていないし、決勝までにやるべきこと、考えることが一杯。ほんと、時間が欲しいです」

金曽裕人監督

「今回セットに関しては持込みからビッグチェンジを行ったのですが想定どおりにはいかず、つらい予選となりました。休みなく日々、新しいことをトライし、進化させているのですが、そのセットを出すのに時間が足りませんでした。また、リストリクターがJAF-GT規則に合わせ今回から小さくなり、形状も改められることで、パフォーマンス向上に期待したのですが……意外と変わらなかったというか、下がったという……」

「今は、ドライバーと関係者の皆様に苦労ばかりかける状況となっており申し訳ないです。決勝までに改善をはかって、より良い状態とすることをお約束します」

決勝レース(65周)


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