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スーパーGT ニュース

投稿日: 2019.11.27 11:43
更新日: 2019.11.27 12:21

LEXUS TEAM SARD スーパーGT×DTM特別交流戦 レースレポート

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スーパーGT | LEXUS TEAM SARD スーパーGT×DTM特別交流戦 レースレポート

 23日(土)公式予選1の開始時点は気温13度/路面温度12度の雨。コースオープンと同時にウエットタイヤを装着してDENSO KOBELCO SARD LC500を駆る中山がコースイン。

 ウエットタイヤは土日2日間で4セットに制限されているなか、しっかりとタイヤに熱を入れていく試みをして周回を重ねるも中々タイヤが温まらない状況。1回目のアタックでは1分43秒911の17番手。

 タイヤの内圧を走行の状況に合わせアジャストした2セット目のウエットタイヤを装着して再びアタックを開始した中山。

 路面状況の変化に対応して、走りもうまくアジャストさせて各セクターベストタイムを揃えてタイムアップを果たす1分43秒583を刻んだが、他車もタイムを更新して順位変わらずの17位となった。

 雨の変化する難しいコンディションのなか、非常にタイムが拮抗した予選となり、タイヤとクルマの合わせ込みのほんの僅かな差が順位に影響する結果となった。午後のレース1に向けて、できる限りの調整を進め決勝での挽回を目指すこととなった。

・決勝レース1:中山が10ポジションアップする好走見せるもアクシデントで16位に

 23日(土)13時33分決勝スタート時点は気温15度/路面温度14度の雨模様。17番グリッドからの挽回を目指していったDENSO KOBELCO SARD LC500を駆る中山は、インディ式スタートで中団の混乱を後目に序盤4周目には12位に浮上。

 その後も上位陣を上回るハイペースで猛追。途中DTM年間王者のレネ・ラストもかわす気合いの走りで12周目には順位を10も上げる7位にまで挽回してみせた。

 20周を終えタイヤ交換のピットイン。作業ロスがあって順位を下げたが、戦列に戻った中山は、途中ベストタイムを刻みながら再び順位を上げていった。

 だが、レース残り8分となった30周目にSCが導入され、33周目SC解除後のリスタートで他車とまさかの接触となりスピンを喫し、大きく順位を落とす不運。結果、16位フィニッシュとなった中山であったが来季に大きな期待がかかる気合いの走りを披露した。

中山雄一(DENSO KOBELCO SARD LC500)
中山雄一(DENSO KOBELCO SARD LC500)

■レース2(11/24日曜):ヘイキ・コバライネン選手
・公式予選2:ヘイキが奮闘を見せるも16番手に

 24日(日)公式予選2の開始時点は気温18度/路面温度17度と昨日より温かくなったが雨の残るコンディション。コースオープンと同時にウエットタイヤを装着してDENSO KOBELCO SARD LC500を駆るヘイキがコースイン。前日出走した中山からタイヤの様子を中心にインフォメーションを受けたヘイキは、前日よりも雨量が多くなった状況に合わせて積極的にタイヤに熱を入れていき、1回目のアタックでは1分48秒625の一時4番手タイムを刻む。

 刻々と変化する路面状況に対応したタイヤの内圧を施した別のウエットタイヤを装着して再びアタックを開始したヘイキ。他車に阻まれセクターベストを揃えられずもタイムアップを果たす1分48秒129を刻んだが、他車も大きくタイムを更新してしまい16位となった。

 レース2の公式予選も非常にタイムが拮抗した予選となった。この後のサーキットサファリで燃料を積んだ状態の決勝バランスを確認。午後の決勝に向けては期待のできるペースで周回を重ね準備を整えた。

ヘイキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)
ヘイキ・コバライネン(DENSO KOBELCO SARD LC500)

・決勝レース2:ヘイキがリスタートの混乱による荒れたレースで14位フィニッシュ


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