24日(日)13時33分決勝スタート時点は朝の雨も上がり気温21度/路面温度21度の曇り空でドライコンディションに。16番グリッドからの追い上げを期してDENSO KOBELCO SARD LC500を駆るヘイキが、序盤ペースに苦しみながらも9周目には13位まで順位を挽回。

 だが11周目SC解除後のインディ式リスタートで他車と接触して19位にまでドロップ。気を取り直し攻め続け、18周を終えタイヤ交換のためピットイン。作業ロスがあって順位を下げたが、レース残り20分となる20周目に2回目のSC導入。

 25周目SC解除後のインディ式リスタートで大きく順位を上げたが、激しい順位争いのなかでダンロップコーナー出口にて接触、コーナーバンプに乗り上げクルマがジャンプするアクシデント。

 さらに第13コーナーで前走車がスピンしてコースを塞いだことで起こった多重追突クラッシュに巻き込まる不運。手負いながら何とか生還してピットに戻って戦列に復帰。

 その後、レース残り7分の26周目に3度目のSC導入がされる荒れたレースに。30周を終えSC解除後の通常リスタートによりラスト1周で再スタートが切られ、激しいバトルが再び展開されたが最終的に14位フィニッシュとなった。

DENSO KOBELCO SARD LC500
DENSO KOBELCO SARD LC500

■コメント
ヘイキ・コバライネン

「DTM勢やいつものスーパーGT勢とのバトルは楽しんだけど、インディ式リスタートは何故かみんな熱くなってクレイジーな状況だったね。シングルフィニッシュできる手応えはあったけどリスタート後の1周ですべて失ったよ。この週末はいつもと違う緊張感が決勝のインディ式スタートで襲ってきた。自分でもエキサイトする感じを覚えたんだ。観客にとってスリリングなレースでもあっただろうね」

「今季応援してくれたファンやスポンサーのみなさまに12月のTGRFで会えるのを楽しみにしている。それから、クリスマスとちょっとのオフシーズンだね」

中山雄一

「DTMとの交流戦、いつもと違ったレースフォーマット、いつもと違う雰囲気、いつもと違うタイヤ、DTMドライバーとの競演。色んなことが勉強になったレースウィークでした。決勝はとっても楽しくて、ペースが良かったこともあって追い上げられ、DTM王者のラスト選手も2回も抜いちゃいました」

「これで今季のレースは終了。これからはテストが開幕までたくさんありますが、良い走り込みをして、良いシーズン開幕を迎えられる様にしっかりと準備をしていきたいと思います。引き続きご声援のほどよろしくお願い申し上げます」

監督 才木祐二

「今シーズン最後のレースでアクシデント等があり、厳しい結果となりましたが、最後まで諦めずに走りきることができました。これもファンのみなさま、ご支援していただいるスポンサーのみなさまからの日頃から熱いご声援ご支援の賜物と心より感謝しております。来シーズンは今シーズン以上に挑戦し、攻める姿勢を忘れずに進んでいきたいと思います。今後ともご支援、ご声援のほどよろしくお願い申し上げます」

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