もしも、これが事実であれば牧野とカーティケヤンのふたりが同時にModulo Nakajima Racingを離れることとなりチームとしては大きな痛手だ。

 ダンロップタイヤ開発の観点からしても、その穴を埋めるためには経験豊富でフィードバック能力に長けたドライバーが新たに必要になる。そうなると真っ先に考えられるのは、やはりベテランの伊沢だろう。

 また、ヨコハマタイヤで走るTEAM MUGENは、武藤英紀がヨコハマタイヤ開発を継続していくはずで、ベテランの経験が活かされるかたちとなる。伊沢、武藤をエースとした2台のチームメイトにはそれぞれ大津弘樹や大湯都史樹といった若手を組ませるのか、欧州から帰国する可能性のある松下信治を乗せるのか。

 場合によっては、ホンダエンジンを搭載してスーパーフォーミュラを戦う外国人ドライバーも選択肢に考えられるだろう。ニッサンと取り合いというかたちになるかもしれないが、ルーカス・アウアーもその候補に挙げられる。

 同様のロジックでいけば、本来はアレックス・パロウこそが大本命のはずだが、残念ながらパロウは2020年の活動の場をアメリカに求めているようだ。

 なぜ、あれだけのスピードセンスを持つパロウをホンダ陣営は取りに行かなかったのか? 獲得に向けて実際に動いていたと言われるレクサス陣営の関係者も首を傾げる。

「雇う立場から言えばあれほど“お買い得”なドライバーはいない。契約金以上のリターンは間違いなく見込めるんですけどね……」

 ホンダ陣営が、みすみすパロウを手放した理由は誰にも分からない。立場も、メーカーも、そして多くのファンにとって謎は深まるばかりで、間違いなく、このシーズンオフ最大のミステリーと言えるだろう。

11月末のスーパーGT×DTM特別交流戦で現役引退を表明した中嶋大祐(右)。この週末は山本尚貴をはじめ多くのドライバーが大祐のもとを訪れた
11月末のスーパーGT×DTM特別交流戦で現役引退を表明した中嶋大祐(右)。この週末は山本尚貴をはじめ多くのドライバーが大祐のもとを訪れた

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