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スーパーGT ニュース

投稿日: 2016.10.10 13:23

SUBARU BRZ R&D SPORT スーパーGT第7戦タイ 決勝レポート

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スーパーGT | SUBARU BRZ R&D SPORT スーパーGT第7戦タイ 決勝レポート

気持ちを切り替えて、ツインリンクもてぎへ
 チームはリヤタイヤのみ交換する作戦を実行し、すぐさま山内をコースへと送り出します。18番手で戦列に復帰した山内は前を行くライバルたちを追いますが、33周目の高速右コーナーでコースアウトを喫し、ガードレールに接触。幸いドライバーは無傷でしたが、SUBARU BRZ GT300はダメージを受け、それ以降の走行を断念することとなりました。チームにとっては2015年の第7戦オートポリス(大分県)以来のリタイアとなってしまいました。

 井口は、「スタート自体は悪くありませんでしたが、いた位置が悪かったことと、前を塞がれてしまったことでストレートスピードが伸びず、周囲のマシンに抜かれてしまいました。タイムは34秒台まで出せましたが、その速さが発揮できない状況が続いたので、苦しい展開でしたね。今後はドライバーも含めてチーム全体で最終戦に向け、気持ちを切り替えて臨みたいと思います。土曜と日曜で2度レースがあるので、連勝してチャンピオンを獲るつもりで頑張ります」と力強くコメントしました。

2016スーパーGT第6戦タイ SUBARU BRZ R&D SPORT
2016スーパーGT第6戦タイ SUBARU BRZ R&D SPORT

 クラッシュを喫してしまった山内は、「完全に自分のミスです。高速コーナーの出口で縁石を踏んで、スキッドブロックが縁石に当たってしまい、マシンが完全に宙に浮いてコントロールできずクラッシュしてしまいました。少し周囲のタイムから遅れていたので、もっとタイムを出さないとと思いプッシュをしていたのですが……。色々な方に迷惑をかけてしまいましたが、気持ちをしっかりと切り替えて、次のもてぎに向けて頑張りたいと思います」と、次戦に向けて気持ち新たに向かう決意を語りました。

 総監督を務める辰己は、次のようにレースを振り返りました。
「残念な結果ですが、仕方がありません。タイム自体は34秒台にも入れていたので、94kg積んでいても十分競争できる速さはありました。次のもてぎは鈴鹿と同じくらいのウェイトハンデ(47kg)で走ることになります。もてぎとの相性はあまり良くないのですが、クルマは昨年よりもずいぶん進化しているので、工夫して頑張るしかないですね」

 次戦、2016年SUPER GTシリーズの最後を飾る舞台はツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)です。11月11日(土)に第3戦(オートポリス代替戦)、12日(日)に第9戦が行われるスケジュールとなっています。逆転チャンピオン獲得を狙い全力で挑むSUBARU BRZ GT300の奮闘にご期待ください。


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