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スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.08.11 16:10
更新日: 2020.08.11 16:29

TGR TEAM SARD 2020スーパーGT第2戦富士 レースレポート

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スーパーGT | TGR TEAM SARD 2020スーパーGT第2戦富士 レースレポート

Q1:中山が値千金のアタックをみせ2番手でQ2進出を決める
 8日(土)15時03分Q1開始時点では気温28度/路面温度38度の曇り空。開始から残り9分でコースインした第1ドライバー登録の中山。温存しておいたハード系タイヤを装着して早めにコースイン。しっかりとタイヤに熱を入れてウォーミングラップを重ねていく。5周目のセクター3でタイヤのグリップを感じて6周目にアタックを開始。トップに引けを取らないタイムでセクター1を駆け抜けると、セクター2で26秒台と続けて区間自己ベストを刻む。セクター3でややタイムダウンしてしまったが、見事に最終ラップで1分27秒602を刻み値千金の2番手でQ2進出を決めた。

Q2:阪口がGT500デビュー戦で3番グリッドを獲得
 Q2開始時点では気温27度/路面温度34度に下降。開始早々に真っ先にコースインしていった阪口。中山にタイムの出し方をインターバルで伝授してもらい、ハード系タイヤを装着してタイヤを温めていく。5周目にタイヤのグリップを感じてアタックに入り、セクター1で中山に迫る22秒台をマーク。セクター2でも自己ベストをマーク。セクター3でも自己ベストをマークして1分27秒729の3番手と好タイム。さらに続けてタイムを縮めようと次の周もアタック続行を敢行。懸命にドライビングを続けたが、ピークを過ぎてしまったのかセクタータイムの更新ならず。1分27秒729タイムでGT500デビュー戦で3番グリッドを獲得してみせた。

■決勝

ウォームアップ走行
 9日(日)11時40分から開始されたスタート前20分間のウォームアップ走行は、気温29度/路面温度39度のコンディション。まずはピットアウト時のジャッキダウンからのスタート練習を阪口が行ったあとに、スタート担当の中山が決勝スタートタイヤと同スペックの22周走行したハード系ユーズドタイヤを装着してタイヤの様子をロングで確認。ウォームアップ走行は11周を走行して、1分30秒670の13番手タイムとなった。

決勝レース
第1スティント:コンディション変化に最適解を得られず奮闘

 の中山9日(日)13時決勝スタート時点は気温29度/路面温度40度の薄曇りのコンディション。実はもう少し暑くなると予想されたが路気温ともに見込みよりも低いコンディションとなり、これが予選での速さを決勝で発揮できなかった要因にもなった。
 
 スターティンググリッドでコンディションに合わせた調整を実施。3番グリッドから一意専心に勝利を狙っていった中山が駆るDENSO KOBELCO SARD GR Supraは、スタート直後からペースが上げられない様子でポジションダウン。路面コンディション変化とクルマの決勝セットの合わせ込みの最適解が得られずに苦しい展開の序盤となった。
 
 懸命に中山がペースを上げようと奮闘を見せるも、8周目に5番手まで後退を余儀なくされた。ポジションを争う他車のピットインの動向を脇阪寿一監督がウォッチしつつ、27周を終え逆転への勝負どころとなるピットインを敢行した。

第2スティント:阪口が終盤に粘り強くポジションキープ
 最適なタイミングと素早いピットワークもあって、一時3台ほど順位を逆転してライバル勢の前に戦列復帰することに成功。だが交代した阪口の担当した後半もペース維持に苦しむ展開で数周でポジションダウンを喫してしまう。スティント中盤になると踏ん張りを見せて前走車とのギャップを詰めつつあったが、後方からペースを上げてきた100号車に56周目ポジションを奪われる。

DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一/阪口晴南)
DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一/阪口晴南)


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