だが、その後は追いすがってくる後続車を引き離してポジションをキープする粘り強さを見せて、そのままチェッカー。貴重な開幕2戦連続のポイント獲得となった。ドライバーポイントでは5点（計11点）を獲得、チームポイントでは8点（計17点）を獲得して何れもランキング6位に。引き続き無観客で行われることとなった次戦は、8月22日（土）・23日（日）に鈴鹿サーキットで第3戦として開催される。
また、入国制限中であったヘイキ・コバライネンが、政府の8月5日からの在留資格取得者への入国制限緩和措置によって、14日間の指定場所待機を経た後にようやく、この第3戦鈴鹿から復帰できることになった。
■コメント
中山雄一
「6位でのフィニッシュとなりました。決勝でペースが上がらず苦しい展開でしたが、レース終盤の阪口選手のがんばりでなんとか踏みとどまることができました。新生チームとして確実に進歩してきていることを感じていますが、あともう一歩です」
「苦しみながら悔しい2戦を戦って新しいデータも蓄積されてきていますし、貴重な連続ポイントを得られました。すぐ2週間後には第3戦鈴鹿ですので、今度こそは表彰台に上がれるようにエンジニアと積極的にコミュニケーションを取りながら良い準備を進めていきます。引き続き御声援のほどよろしくお願い申し上げます」
阪口晴南
「スポットでこのような機会を頂きトヨタ／TCDさんや関係各位、脇阪監督、雄一さんはじめサードチームの皆さま、そして快く送り出してくれたK-tunes Racingに感謝いたします。ありがとうございました」
「決勝では正式結果で6位となりました。ペースが厳しくて、思い描いていたレースができず、とても悔しいです。と同時に自分の足りないところがレースではっきり出たと思います。今こうやって気付かされたことは財産です。これを活かして、これからも頑張っていきたいと思います。次戦鈴鹿はK-tunes Racingに戻ってのレース。短期間でも成長したことを証明してみせたいです」
脇阪寿一 監督
「我々の力不足ということです。予選までは何とかなりましたが、色々な要素が絡んでくる決勝となって、力の差が露呈した結果です。しっかり課題を見つけて次に繋げます。とは言え、チーム力は開幕戦に比べて格段に上がっていますし、チームスタッフ一人一人の顔つきも変わっています。しっかり正しい取り組みを続けていくしかない。頑張ります」
「次の鈴鹿までに、もっと力をつけて強いチームにします。当たり前のことをしっかりとこなし、やるべきことをやり、強さを見せるGR Supra勢の中で置いてかれないように進歩していきます。引き続き応援よろしくお願いします」
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