天候:曇り
コース:ドライ
気温/路面温度 開始:22度/29度>中盤:21度/29度>終盤:21度/25度
決勝を迎えた日曜日朝は雨が降っていたが、チームがサーキットに入るころには止み、併催のFIA-F4とウォームアップ走行をすれば乾くと思われ、ウエットのレースでの可能性は低かった。観客を迎えての初めてのレースということで、通常は開幕戦で行われていたオープニングセレモニーが行われ、12:10より決勝前のウォームアップ走行が行われた。
国本選手から乗り込み決勝用のセットを確認、8周目にピットに入り、ドライバーを宮田選手に交代、タイヤ交換、給油とメカニックもピットワークをシミュレーションした。12:36からはお客様同様、今大会より参加となったレースクイーン達がグリッドボードを持ってグリッドに並んでいくと、いよいよ決勝レースのスタートが近づく。
グランドスタンドの観客のなかには爆走坂東組応援隊の姿も見え、いつも振ってくれていた応援旗の代わりに横断幕を掲げてくれ、改めて観客席を見ると他にもチームウェアを身にまとったファンも多く、これまでの4戦ではなかったファンからの応援のありがたみを改めて感じさせた。
13:30観客の見守るなか、全車グリッドを離れフォーメーションラップに入っていった。整列する直前までウェービングをしてタイヤに熱を入れスタートに備え、コントロールラインを超えたら前を狙いイン側から1コーナーへと飛び込んでいった。アウトから来た24号車に前に行かれるが2番手スタートの12号車が外側に飛び出たところを抜いていった。
コカコーラコーナー直前まで23号車とサイド・バイ・サイドでバトルをするが、イン側にいた23号車に前を行かれ4番手となった。スタートの後方で接触があり、その影響で3号車のフロントカウルが外れコース上に落ちてしまった為、即座にセーフティカーが導入された。
SCボードが掲示されたため13コーナーで減速したところで後ろの12号車に抜かれてしまった。12号車はセーフティカー中の追い抜きでのちにドライブスルーペナルティーが出るが、このあとしばらくは前にいる状態が続いた。コース上のパーツの回収が終わり5周目にリスタートされた。ここでは大きな混乱は起こらず、19号車は5番手から上位を目指した。
6周目、7周目と自己ベストを出していくが、じりじりと後ろの39号車から詰め寄られてしまった。9周目の1コーナーのブレーキングで前に出られたが、39号車はオーバーシュートした為、19号車は5番手をキープ。しかし、11周目の1コーナーで再び39号車が勝負を仕掛けてきて残念ながら抜かれて6番手に。
このころから19号車はペースが上がらず、後方から迫ってくるマシンたちとの守りの戦いとなってしまった。16周目には最終コーナーで膨らんだところを100号車に抜かれるが、すぐに追いつき後ろから来ていた37号車を含めた3台でストレートの終わりでスリーワイドになりながら1コーナーへ侵入。
アウト側からどうにか順位をキープするべくバトルを繰り広げるが、2台に前を行かれてしまいポジションを8番手まで落とした。そのまますぐ後ろに来ていた36号車にもヘアピンで抜かれたしまい一時9番手となるが、12号車がペナルティーを消化した為、8番手。18周目の1コーナーで14号車にも前を行かれ、20周目には16号車にも抜かれてポジションは10番手となった。
その後は追いついてきた17号車とテール・トゥ・ノーズのバトルをしていて、最終コーナーで抜かれるもそのままピットインのタイミングだったので、ピットロードへ。ドライバーを宮田選手へと代わり、タイヤ交換、給油を素早く済ませて暫定12番手でコースへと復帰した。
