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投稿日: 2020.10.26 15:40
更新日: 2020.10.26 15:41

ホンダ 2020スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート


スーパーGT | ホンダ 2020スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート

2020.10.25(日)
Round.6
鈴鹿サーキット
三重県 鈴鹿市

#8 ARTA NSX-GTが3位に入り、2戦連続の表彰台!

 10月24日(土)~25日(日)、鈴鹿サーキット(三重県)で2020年度スーパーGTシリーズ第6戦が開催され、GT500クラスに5台の2020年型NSX-GT、GT300クラスに3台のNSX GT3が出走しました。制限付きではあるものの、鈴鹿サーキットとしては今シーズン初めて観客を迎え入れての開催となりました。

 金曜日に強い雨が降った鈴鹿サーキットの天候でしたが、土曜日には好転し、ドライコンディションで公式練習が行われました。このレースでは、NSX-GT勢の全車がエンジンを今シーズン2基目の仕様に積み替えて走り出し、#64 Modulo NSX-GT(伊沢拓也/大津弘樹)がトップタイムを記録しました。

 午後の公式予選Q1セッションは、秋晴れの空の下で行われ、#64 Modulo NSX-GT(大津)、#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀)、#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴)、#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(笹原右京)がQ2セッションに進出しました。#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)は9番手で惜しくもQ2セッション進出はならず、そのままスターティンググリッドが決定しました。

 Q2セッションでは#8 ARTA NSX-GT(福住)がトップタイムを記録してポールポジションを獲得。#64 Modulo NSX-GT(伊沢)が2番手に続き、NSX-GTがフロントロウを占めました。#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀)が6番手、#100 RAYBRIG NSX-GT(牧野任祐)が8番グリッドを獲得しました。

2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)
2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)

 日曜日の鈴鹿サーキットは快晴となり、午後1時、52周の決勝レースが始まりました。スタートから#8 ARTA NSX-GT(野尻)がトップをキープ、#64 Modulo NSX-GT(伊沢)がそれに続き、序盤は2台のNSX-GTが1-2体制でレースを進めました。

 12周目、#64 Modulo NSX-GT(伊沢)は12号車にオーバーテイクを許し、3番手に後退しましたが、#8 ARTA NSX-GT(野尻)はトップのまま19周を走ってピットイン。ドライバー交代と給油、タイヤ交換を行いましたが、ピットインの際にGT300車両に前をふさがれて不要な徐行を強いられ、大幅なタイムロスを喫してしまいました。この結果、次周にピット作業を行った12号車が、#8 ARTA NSX-GT(福住仁嶺)の前でレースに復帰することとなりました。

 さらに、おなじタイミングでアクシデント処理のためセーフティカーが介入。コース上の全車が徐行を強いられているときに、ちょうどピット作業を行った23号車が、一気に順位を上げてトップでコースに復帰し、#8 ARTA NSX-GT(福住)の順位は3番手まで後退しました。27周目にレースが再開され、#8 ARTA NSX-GT(福住)は猛然と2番手の12号車に攻め寄りましたが、ブロックにあってアクセルを抜かざるをえず、間隔は逆に開いてしまいました。

 レース後半、#8 ARTA NSX-GT(福住)は後方から3号車、38号車の追い上げにあいながらも前を行く12号車を攻め、緊迫した接近戦が続きました。結局、それ以上の順位変動は起きないままチェッカーフラッグが振り下ろされました。

 #8 ARTA NSX-GT(野尻/福住)は第5戦に続き3位表彰台に上がりました。#64 Modulo NSX-GT(大津)は6位、#17 KEIHIN NSX-GT(塚越)は10位でフィニッシュし、それぞれポイントを獲得しました。次戦のシリーズ第7戦は11月7日~8日に、ツインリンクもてぎで開催されます。

2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)
2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)
2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/笹原右京)
2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/笹原右京)

■コメント
佐伯昌浩 株式会社本田技術研究所 Honda GT プロジェクトリーダー

「今回はシーズンのなかでウエイトハンデが最大になるレースだったため、比較的ハンデが軽い8号車と64号車がフロントロウに並んだのは順当な結果だったと思います。今回投入した2基目のエンジンは、パフォーマンスとドライバビリティーを両立させた正常進化版です」

「レースでは、序盤は順調でしたが、ピットウインドウが開く頃から荒れたレースになってきました。そうした展開にもかかわらず8号車、64号車に加え、NSX-GT勢でシリーズランキング最上位にいる17号車が1ポイントを獲得しました。タイトルを争うライバルで、ポイントランキングの上位勢の多くが無得点で終わっているなかでの1ポイントには非常に大きな意味があると考えています」

野尻智紀(3位)

「予選は福住選手がいいアタックをしてくれて、いい位置からスタートできました。スタート後は後ろを引き離して安定して走れましたが、ピットに入るタイミングで前にGT300のマシンがいて、本コースとピットロードの分岐があるあたりから前をふさがれる形になって、おそらく3秒くらいを失ってしまいました」

「それによって順位を下げてしまい悔しい結果となってしまいましたが、チームとしても個人としてもやれることはやったと思えるレースでした。次のレースが行われるツインリンクもてぎでは、第4戦で17号車が優勝していますし、NSX-GTにチャンスはあると思うので、今までやってきたことのいいとこ取りをして、今度こそ勝ちにいきます」

福住仁嶺(3位)

「第3戦の鈴鹿でうまくいかなかったことを見直して持ち込んだセットアップがよく、さらに予選に向けてチームと野尻選手がアジャストしてくれて、ポールポジションを獲得できました。ここまで悔しい思いを続けてきたので『今度こそ!』と思い、レースに向けてはいつもよりもプレッシャーを感じました」
「ピットインやセーフティカーのタイミングが悪く、順位を落としてしまいました。その後のペースも決して楽ではなく、終盤にはオーバーテイクのチャンスがあったものの、僕もつらい状況だったのでオーバーテイクには至らず、結局3位のままレースを終えることになりました。個人的には前回の富士(第5戦)よりも悔しい思いでいっぱいです」

2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 野尻智紀と福住仁嶺(ARTA NSX-GT)
2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 野尻智紀と福住仁嶺(ARTA NSX-GT)


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