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投稿日: 2020.10.27 16:40
更新日: 2020.10.27 16:43

TGR TEAM SARD 2020スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート


スーパーGT | TGR TEAM SARD 2020スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート

2020 SUPER GT 第6戦『FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE』(10/24~25)
鈴鹿サーキット(1周5.807km)

 10月25日(日)、SUPER GT第6戦『FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE』の決勝が行われ、14番グリッドから威風凜然に勝利を目指していったDENSO KOBELCO SARD GR Supraは、ウエイトハンディ(WH)の影響もあってペースが鈍る苦しい展開。

 22周目にコースアウト車両があり、セーフティカー(SC)が導入される波乱があったが、的確な判断でピットクローズドになる前にピットに滑り込み、素早いピット作業もあって8位に浮上するジャンプアップを見せた。リスタート後から再び挽回を狙って攻めていったが、WHの影響か思うようにペースが維持できない苦しい展開に。健闘を見せるも最終的には11位でフィニッシュとなった。

 ドライバーポイントは獲得ならず(計39点)、チームポイントでは3点を獲得(計57点)、いずれもランキング6位となった。ウエイトハンディが半減する次戦は、11月7日(土)~8日(日)にツインリンクもてぎにて第7戦として開催される。

■事前情報

 前戦富士スピードウェイでは殊勲の逆転優勝を飾り、チームランキング4位に浮上したDENSO KOBELCO SARD GR Supra。タイトル争いへのサバイバル前哨戦となる第6戦の舞台は、今季第3戦が行われた鈴鹿サーキット。当チームパートナーでもあるFUJIMAKI GROUPが今回も大会ラウンドパートナーになり、大会名称は『FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE』。

 前戦同様に観客を迎えての開催であるが、引き続き人数と観戦エリアや場内イベントが制限されている。10月24日(土)午前に公式練習、午後にノックアウト方式(Q1、Q2)の公式予選で、25日(日)決勝は13時スタートの300km(52周:約2時間)で争われる。

 ドライバー交代を伴うピットストップは1回が義務付けで、今回のウエイトハンディは現獲得ポイントの倍となる78kgとなる。実際はリストリクターによる吸気制限が2段階引き下げられ、44kgのウエイトを搭載するが、このウエイトハンディによる鈴鹿でのタイムの落ち込みは約1.8〜1.9秒とかなり厳しい。

この季節に鈴鹿でのGTレースは、2005年鈴鹿が11月最終戦だった時以来となるが、今季第3戦のデータと解析結果をもとに戦う2回目の鈴鹿ラウンド。タイトルを争うランキングトップとは8ポイント差であり、ここで一気に逆転も可能。戦う毎に強さを発揮してきているDENSO KOBELCO SARD GR Supra。さらなる高みへと龍が登るが如く、前回の優勝した勢いを維持しつつ上り調子で戦いに臨みたいところ。脇阪寿一監督のもとチーム一丸となって勢い良く、威風凜然に勝利を目指していった。

■公式練習走行

 23日(土)公式練習走行は9時20分から開始。爽やかな秋晴れとなり気温18度/路面温度24度の中、85分間の混走セッションが開始された。持ち込んだタイヤのうちソフト側のタイヤを装着して、まずはヘイキが8周にわたってタイヤのウォームアップの良さやグリップ感などを確認。クルマは全体的にバランスは良いが、ややアンダーとなってしまうコーナーがあるということ。続いてハード側タイヤの評価を6周確認した。

 このアウティングで1分48秒298のタイムを刻んで8番手。もう少し周回を重ねれば、まだタイムアップする見込みであったが、次の評価プログラムに進むこととし、中山に交代してソフト側タイヤを6周、セット調整を挟みながらハード側タイヤのリピート評価を7周実施した。このセッションでのタイヤ評価は、ヘイキと中山の総合的なフィーリングの評価では、どちらかといえばハード側が良いフィーリングとのこと。

 またクルマのバランスについてはアンダー傾向な箇所があるので、その部分を修正していくこととなった。この混走セッションではヘイキが2回目のアウティングとなる13周目でマークした1分48秒298の12番手となった。10分間のGT500単独セッションでは、アタックシミュレーションを中山がソフト側タイヤで実施。

 なかなか温まらない状況を見込んで早めにコースイン。中山は、4周目にその時点で8番手となる1分46秒918の好タイムをマーク。公式練習走行ではトータル33周を走行して、最終的に順位は11番手となった。

■公式予選
Q1:思うようにクルマが走らず、Q1で中山が失意の14位に

 24日(土)予定より6分遅れで14時39分に始まったQ1。開始時点で気温21度/路面温度30度と路面温度が上昇したドライコンディション。残り8分半ほどでコースインした中山は路気温の関係もありソフト側タイヤを装着。だが3周目に激しいコースオフ車両があり、赤旗中断。車両回収とコース整備が終わり、残り5分で14時58分から再開となった。

 中断による仕切り直しで集中が途切れそうになる中で、落ち着いて再びタイヤに熱をしっかりと入れていき、6周目ラスト1周にアタックのターゲットとした中山は、セクター1で自己ベストを刻むも他車から遅れる出だし。セクター2こそ同等タイムで駆け抜けて巧さを見せた中山は長めのセクター3で若干遅れてしまう。

 最終セクターでの限界まで攻め逆転を図ったが、スタビリティを失っていたリヤが突然ブレイクしてしまい、大きくタイムロス。ウエイトハンディとリストリクター2段階の影響からか、公式練習走行からセット変更を小規模ながら続けていくような仕上がりで、思うようにクルマがコンディションに合わせられず、Q1で中山が1分48秒324にとどまり、失意の14位となった。

2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)
2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(ヘイキ・コバライネン/中山雄一)


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