スーパーGT ニュース

投稿日: 2020.10.26 10:49
更新日: 2020.10.26 11:08

TOYOTA GAZOO Racing 2020スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート


スーパーGT | TOYOTA GAZOO Racing 2020スーパーGT第6戦鈴鹿 レースレポート

SUPER GT 第6戦鈴鹿
FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE

最大ウエイトハンデでGRスープラ勢苦戦
立川/石浦組GRスープラが5位フィニッシュ
大嶋/坪井組はノーポイントもランキング首位で終盤2戦へ

 スーパーGTの第6戦が鈴鹿サーキットで行われ、重いウエイトハンデに苦しんだGRスープラ勢は、立川祐路/石浦宏明組ZENT GR Supra 38号車の5位が最上位。関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ組au TOM’S GR Supra 36号車が7位、国本雄資/宮田莉朋組WedsSport ADVAN GR Supra 19号車が9位でポイント獲得。
 
 大嶋和也/坪井翔組WAKO’S 4CR GR Supra 14号車は12位でノーポイントに終わりましたが、ドライバーズランキングでは首位を守って残り2戦へ臨むこととなりました。

 スーパーGT第6戦『FUJIMAKI GROUP SUZUKA GT 300km RACE』が10月24日(土)、25日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されました。

 全8戦で争われる今季のスーパーGTも今大会を入れて残り3戦。最終戦はノーハンデ、そのひとつ前の第7戦は獲得ポイント×1kgのウエイトハンデとなるため、今大会がポイント×2kg(GT300クラスは×3kg)での最後の戦い。シーズンでもっとも重いハンデを負ってのレースとなります。

 今季より新型車両としてスーパーGTのGT500クラスに参戦を開始したGRスープラは、デビュー戦となった開幕戦でトップ5独占という速さを見せ、第5戦を終えた時点でポイントランキングではトップ2を含む、上位7台のうち5台を占めています。

 上位ランクならではの重いウエイトハンデを課されての戦いとなりますが、タイトル争いはここが正念場。GRスープラ勢はデビューイヤーでのタイトル獲得に向けて、1点でも多くのポイント獲得を目指し、今大会に臨みました。

 外国人ドライバーの来日制限のため、これまで日本人ドライバーにより参戦していたGT300クラスのarto RC F GT3 35号車は、今大会よりレギュラードライバーのショーン・ウォーキンショーと、WEC及びル・マン24時間などの参戦経験も持つマティアス・ベッシェがドライブすることとなりました。

◆予選◆

 24日(土)は気持ちの良い秋晴れとなり、午後2時、気温20度、路面温度28度というコンディションでノックアウト方式の予選が開始されました。

 GT500クラスのQ1は、低い路面温度でのタイヤウォームアップを考慮してか、通常よりもやや早めに各車コースイン。ようやくタイヤが暖まり、本格的なアタックに入り始めた残り2分半というところでクラッシュ車両が発生し、セッションは赤旗中断となってしまいました。

 ほとんどの車両がアタックタイムをマークできていない状況で、残り5分でセッションが再開。全車一発勝負でのアタックとなりました。GRスープラ勢ではウエイトハンデの軽いWedsSport ADVAN GR Supra 19号車を駆る宮田莉朋がここでトップタイムをマーク。また、ウエイトハンデ60kgと重いものの、GRスープラ勢では2番目に軽いZENT GR Supra 38号車が石浦宏明のアタックで7番手タイムをマークし、Q2へと進出。

 ランキングトップでもっとも重いウエイトハンデを負うWAKO’S 4CR GR Supra 14号車は10番手、同2位のKeePer TOM’S GR Supra 37号車が11番手。au TOM’S GR Supra 36号車が12番手、DENSO KOBELCO SARD GR Supra 39号車は14番手から決勝レースでの巻き返しを目指します。

2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)
2020年スーパーGT第6戦鈴鹿 au TOM’S GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)


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