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投稿日: 2021.04.12 15:10

ニッサン 2021スーパーGT第1戦岡山 レースレポート


スーパーGT | ニッサン 2021スーパーGT第1戦岡山 レースレポート

CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rが9位
GT300クラスはリアライズ日産自動車大学校 GT-Rが優勝

スーパーGT 2021第1戦レースレポート
4月11日 岡山国際サーキット(岡山県)

【GT500】

 2021年スーパーGTシリーズが岡山国際サーキットで開幕しました。チームや大会関係者の厳重な新型コロナ感染対策の下、限定数ながらファンの観戦も可能となり、サーキットシーンは少しずつ元に戻りつつあります。
 
 日産/ニスモ陣営は、GT500クラスに#23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)、#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/千代勝正)、#12 カルソニック IMPUL GT-R(平峰一貴/松下信治)、#24 リアライズコーポレーションADVAN GT-R(高星明誠/佐々木大樹)の4台体制で参戦。タイトル奪還を目指して、シリーズ全8戦に挑みます。

■コンディションの変化に苦しんだ予選

 今回の岡山大会は、コース特性と安全性を考慮し、GT500では燃料流量を絞る規制がなされ、各車出力ダウンでの戦いとなり、その影響が注目されるなか走行がスタートしました。

 午前中のフリー走行を経て、午後2時33分から10分間のGT500クラスQ1が開始されました。気温15度ながら強い日差しが差し込むコンディションで、路面温度は32度まで上昇。午前中に行われたフリー走行時と路面コンディションの異なる状況となりました。この変化が予選の争いに波乱の展開を生み、日産勢もタイヤのマッチングが決まらずタイムが伸び悩むこととなります。
 
 #3 GT-Rは千代がアタックし10番手、松田がアタックに挑んだ#23 GT-Rは僅かなトラブルに見舞われ、フリー走行でのベストタイム更新にも至らず12番手に終わりました。僅差の争いながらQ1突破を果たすことのできなかったGT-R勢ですが、決勝レースでの巻き返しを期します。

■決勝:アクシデントで#23 MOTUL AUTECH GT-Rがリタイアを喫するも、#3 GT-Rと#12 GT-Rがポイントを獲得

 晴天の下、午後1時30分にフォーメーションラップが開始され、82周のレースがスタートしました。スタートダッシュを決めた#23 GT-Rのクインタレッリは、1周目に7番手にポジションを上げ、6周目には前車をパスして6番手となりました。#3 GT-Rの平手は11番手、#12 GT-Rの松下が12番手で序盤のポジションをキープしました。
 
 コース上にスピンしたマシンがストップし、7周目にSC(セーフティカー)が4周に渡って導入されましたが、日産勢はポジションを守ります。19周目、激しいポジション争いのなか、#12 GT-Rが11番手に浮上し、#3 GT-Rは13番手となりました。レース中盤になり、ペースを上げる日産勢は#12 GT-Rが24周目、28周目、32周目に順位を上げて9番手に、#3 GT-Rも32周目には10番手にポジションを上げています。

2021スーパーGT第1戦岡山 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)
2021スーパーGT第1戦岡山 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)


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