スーパーGT ニュース

投稿日: 2021.05.05 03:53
更新日: 2021.05.05 04:00

muta Racing INGING 2021スーパーGT第2戦富士 決勝レポート


スーパーGT | muta Racing INGING 2021スーパーGT第2戦富士 決勝レポート

SUPER GT 第2戦
たかのこのホテル FUJI GT 500KM RACE

富士スピードウェイ
決勝:5月4日(火)
天候:晴れ
コース状況:ドライ

決勝:10位

 2021年SUPER GTシリーズ第2戦は、5月4日に富士スピードウェイで2年ぶりとなる500kmの決勝レースが行われた。前日同様朝から好天に恵まれ、ガスこそかかったものの富士山も美しい姿を見せた。気温も午後には20℃まで上がり開幕戦・岡山に続き2戦連続で絶好のレース日和となった。

 12時55分から20分間のウォームアップ走行が行われ、阪口が満タンでのバランスをチェック。そしてこの短いセッションでは2番手のタイムをマークすることができ、決勝レースへの期待が高まった。

 500kmの決勝レースは晴れ、ドライ、気温21℃、路面温度35℃というコンディションの14時30分にフォーメーションラップがスタート。2周終了後の14時36分にバトル開始となった。スタートドライバーは今回のみスポット参戦となる小高で5番グリッドから上位進出を狙ったが、タイヤの発熱性の違いもありオープニングラップでふたつポジションを落とすことになった。

 3周目に白煙を吐きコースサイドに停止した500クラスの車両があり、いきなりセーフティカーが導入。6周完了の時点でリスタートとなった。小高は当初5周でピットインする予定だったが、この6周でピットへ。タイヤはそのままで加藤に交代した。これは、混雑した位置では思うようなラップタイムでは走りにくいので、前後の空いた場所で安定したペースで周回するために選んだ作戦だった。

 しかし加藤のペースはチームが予想していたほど上がらず。44周ですべてのGT300車両が最初のピットインを済ませた時点でポイント圏外の11番手を走行していた。このレースではSUPER GTでは初めてFCY(=フルコースイエロー。速度は80km/hに制限、追い越し禁止、ピットクローズ)が3回にわたり運用されたが、大きなトラブルは起きなかった。

 57周で加藤はピットインして阪口に交代。タイヤ4本を交換し燃料も満タンにしてコースへ戻った。一旦23番手まで順位を落とした阪口だったが、その後はライバルチームが2度目のピットインを済ませるごとに順位を上げていく。しかし74周で上位陣がピットインを済ませても、阪口は13番手にとどまったままだった。

 最後までピットインを遅らせていた車両が82周目にピットインをすると阪口は12番手。終盤の97周目と101周目にトラブルを抱えた上位の車両がピットインしたことで、阪口は入賞圏内の10位に浮上。最後は目の前を行く車両の背後まで迫ったがわずかに及ばず10位でチェッカー。無事完走を果たし貴重な1ポイントを獲得した。

 次の第3戦は5月29~30日に鈴鹿サーキットにおいて開催される予定。今回得られたデータを次戦までに分析しさらなる向上を目指す。

2021スーパーGT第2戦富士 muta Racing Lotus MC(加藤寛規/阪口良平/小高一斗)
2021スーパーGT第2戦富士 muta Racing Lotus MC(加藤寛規/阪口良平/小高一斗)

加藤寛規

「前日にみんなで1時間近くも話をして考えたのが今日のストラテジーでした。5周の予定がセーフティカーが入ったため6周にずれましたが予定どおり。タイヤもそのままでコースに出ましたが、思ったよりペースが上がりませんでした。その後交代した阪口選手もペースが上がらずラップタイムが遅かったですね。次の鈴鹿までに原因を究明します。ブリヂストンのタイヤとはまだ2戦目ですし、勉強になったレースでした。最後にポイントを取れたことは素直にうれしいですし、走った甲斐がありました。次にたくさん取れるように頑張ります」

阪口良平

「決勝前のウォームアップを走ってスピードも感じられた状態で決勝を迎えました。一斗がスタートして予定どおり早めにピットインして加藤選手に交代しましたが、そのスティントでは最後にいいペースに戻って来たので、僕も刺激を受けて走りました。ちょっとバトルの時間が多かったのと、ストレートで離されるという展開で、(9位の)18号車は抜けなかったのですが、それでも最後まで走り切れたというのは良かったですし、次のレースにデータを生かせられますから10位という結果はうれしいです。今後は王道の作戦で表彰台に上れるようにしたいですし、鈴鹿が待ち遠しいです」

小高一斗

「走り出しから最後までセッティングのバランスだけで言ったら、まとまっていたのかなと思います。練習走行から予選、決勝とどんどん路面の状態が変わっていくなかで、持ち込んだタイヤが路面に合わなかったのではないかと思います。予選でもピークがありませんでしたし、原因はまだ不明ですがタイムが出ませんでした。レースに出るのは今回だけですが、チームには帯同しますし、一年間このチームで戦っていろんなことを吸収しながらサポートしていきたいと思います」

渡邊信太郎チーフエンジニア

「最初のピットは予定どおりで、渋滞のない場所へ出ることができましたし、すぐにGT500の集団を先に行かせることができたので良い作戦でしたが、アベレージスピードが予想より1秒ほど落ちてしまったので、どうしようもありませんでした。どんどん前と離れるということはタイヤが路面に合っていなかったということでしょう。今回は今年の新作という初めてのものを履きましたが、こういう特性のタイヤなのだということが理解できました。次からは1ポイントとは言わずもっとたくさん取っていきたいですね。次戦は得意な鈴鹿なのでもっと上位でゴールできるようにしたいと思います」

2021スーパーGT第2戦富士 muta Racing Lotus MC(加藤寛規/阪口良平/小高一斗)
2021スーパーGT第2戦富士 muta Racing Lotus MC(加藤寛規/阪口良平/小高一斗)
2021スーパーGT第2戦富士 muta Racing Lotus MC(加藤寛規/阪口良平/小高一斗)
2021スーパーGT第2戦富士 muta Racing Lotus MC(加藤寛規/阪口良平/小高一斗)


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