日本勢では、吉本がアタックを担当した35号車フェラーリが8番手。佐々木孝太と永井宏明がアタックしたaprの30号車トヨタ・プリウスGTは12番手。平沼貴之と番場琢がアタックした埼玉トヨペット・グリーンブレイブの52号車メルセデスベンツAMG GT3は13番手で、日本勢のGT3カーはトップ15シュートアウト進出を果たした。

 30分間のインターバルの後スタートしたシュートアウトは、事前に指定した1セットで15分間アタックを展開するシステム。開始直後、スピリット・オブ・レースの50号車フェラーリが一度コース上に止まったためすぐに赤旗が出るが、すぐに再開した。

 その後各車がアタックを展開するが、ここで一気にタイムを上げてきたのがヨーロッパ勢。パレンテがアタックした9号車マクラーレンが一気に2分02秒764をマークすると、さらにポルシェ勢がタイムアップ。バンバーが駆る911号車が続いた。さらに、シンハ・モータースポーツチームの11号車フェラーリを駆るカルロ・バンダムが2分03秒116をマークしていった。

 しかし、それを上回ったのは2分02秒634をマークした912号車ポルシェのマコウィッキ。このタイムを上回るマシンは現れず、912号車ポルシェがポールを獲得した。2番手は9号車マクラーレン、3番手は911号車ポルシェ、4番手は11号車フェラーリとなった。

 5番手につけたのは、織戸がアタックした88号車ランボルギーニ・ウラカンGT3。ワークスの15号車アウディを上回る殊勲の予選順位となった。吉本がアタックした35号車フェラーリは8番手。aprのトヨタ・プリウスGTは11番手、埼玉トヨペット・グリーンブレイブのメルセデスは12番手となっている。

 白坂卓也、竹田直人らが乗り込むTCクラスの65号車セアトは予選総合21番手。GT4Sクラスに参戦するトレーシースポーツ/ムータレーシングのレクサスRC350(阪口良平/堀田誠/浜野輝彦)は総合22番手となった。また、トレーシースポーツ/アミューズ&SPVレーシングの100号車トヨタ86(大井貴之/松井仁志/伊藤毅/ケニー・リー)は総合25番手で予選を終えている。

GT3クラスのトップ3ドライバー、各クラスのポール獲得ドライバーたち。TCクラスは白坂卓也がポールドライバーとなった。
GT3クラスのトップ3ドライバー、各クラスのポール獲得ドライバーたち。TCクラスは白坂卓也がポールドライバーとなった。
シンハ・モータースポーツチームの11号車フェラーリ
シンハ・モータースポーツチームの11号車フェラーリ
予選に挑む30号車トヨタ・プリウスGT。隣のマンタイ・レーシングのメカニックが見慣れぬJAF-GTに熱い視線を送る。
予選に挑む30号車トヨタ・プリウスGT。隣のマンタイ・レーシングのメカニックが見慣れぬJAF-GTに熱い視線を送る。
埼玉トヨペット・グリーンブレイブの52号車メルセデスベンツAMG GT3
埼玉トヨペット・グリーンブレイブの52号車メルセデスベンツAMG GT3
ハブオート・レーシングの35号車フェラーリ488 GT3
ハブオート・レーシングの35号車フェラーリ488 GT3
白坂卓也、竹田直人らが乗り込むTCクラスの65号車セアト
白坂卓也、竹田直人らが乗り込むTCクラスの65号車セアト
トレーシースポーツ/ムータレーシングのレクサスRC350
トレーシースポーツ/ムータレーシングのレクサスRC350
トレーシースポーツ/アミューズ&SPVレーシングの100号車トヨタ86
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