今回のレースは、ドライバーの最大運転時間が65分に制限されていることから、各チーム1時間をわずかに過ぎたところで相次いでピットに向かっていく。そのなかで、ピット位置が有利な16号車、15号車のアウディR8 LMS勢が地力の速さも相まって、ジワジワとポジションアップ。上位に食い込み始めた。

 そのなかで、開始1時間過ぎからレースを盛り上げたのは、2台のアウディとJLOCの88号車ランボルギーニのバトル。16号車を駆るレネ・ラスト、15号車を駆るロビン・フラインスというアウディワークスドライバーを相手に、平峰一貴が素晴らしいバトルを展開していった。

 トップをうかがう存在だった9号車マクラーレンが相次いでトラブルに見舞われたこともあり、これで上位は911号車&912号車のポルシェ、そしてアウディ勢とヨーロッパのワークス勢が占めていくかと思われたが、そこに食らいついていったのが50号車フェラーリ。AFコルセがオペレートする“隠れセミワークス”的な存在だが、開始1時間17分に出されたセーフティカーの際に変則的にスプラッシュを行ったものの、ポルシェ勢をピタリとマークしている。

 開始4時間の段階で、上位は911号車&912号車ポルシェ、そして50号車フェラーリという展開となっているが、トップ3はセーフティカーが出る度に接近。テール・トゥ・ノーズの戦いとなっている。4番手には16号車アウディがつけているが、織戸駆る88号車ランボルギーニが15号車アウディのクリストファー・ハーゼと激しいバトルを展開し、これをオーバーテイクし5番手へ。欧州のワークス相手にスーパーGT勢の実力を発揮している。

上位をうかがう走りをみせるJLOCの88号車ランボルギーニ・ウラカンGT3
上位をうかがう走りをみせるJLOCの88号車ランボルギーニ・ウラカンGT3
セパン12時間のスタートシーン
セパン12時間のスタートシーン
JLOCの88号車ランボルギーニ・ウラカンGT3を駆る平峰はワークスのアウディを追い回した。
JLOCの88号車ランボルギーニ・ウラカンGT3を駆る平峰はワークスのアウディを追い回した。

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