レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーGT ニュース

投稿日: 2022.11.07 09:28
更新日: 2022.11.07 09:29

ARTA NSX GT3 2022スーパーGT第8戦もてぎ 決勝レポート

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


スーパーGT | ARTA NSX GT3 2022スーパーGT第8戦もてぎ 決勝レポート

第8戦モビリティリゾートもてぎ
GT300決勝レポート

今季初の表彰台が初優勝! ドライバーとチームの連携で有終の美を飾る!

 スタートドライバーは木村偉織選手。スタートは出遅れてしまったが、2番手をキープしたまま周回を重ねる。7周目に3コーナーで500クラスと300クラスの多重クラッシュがあり、FCY、セーフティカーが導入される。木村選手は2番手をキープ。

セーフティカー導入中の14周目にメインストレートで300クラス同士のクルマ両が接触してしまい、セーフティカーの導入が延長される。こと故処理に時間がかかり、20周目にレースが再開される。

 途中、トップのクルマ両がルーティンのピットインを行いトップに立つが、35周目にルーティンのピットイン。武藤英紀選手に代わり、6番手でコースに復帰。他クルマのピットインもあり、38周目には再びトップに立つ。

 武藤選手はトップをキープしながら周回を重ねるが、徐々にタイヤのグリップが落ち始め、2番手のクルマに徐々に差を縮められてしまう。武藤選手はピットからの指示を受けながら、タイヤマネージメントを行い、何とかペースを取り戻し、2番手との差を広げることに成功。終盤は危なげない走りで今季初優勝を果たした。

土屋圭市アドバイザーのコメント

「ハラハラドキドキしたね。終盤、2番手のクルマのペースが速くて、武藤のペースがあがらなかったけど、タイヤの使い方を変えて、何とかペースを上げて走った武藤は素晴らしかった。偉織も前半のペースがとても良かったので、この優勝につながったと思います。最後の最後で勝てたのは本当に嬉しい。ファンの皆さま、スポンサーの皆さま、本当にありがとうございました」

岡島慎太郎エンジニアのコメント

「スタートでひとつ順位を落として、展開が難しくなると思いましたが、SCが入ってレースが混乱状態になったなかでエンジニアとドライバーでコミュニケーションとって、最適な戦略を選べたと思います。もともとのプランとだいぶ変えていきましたが、戦略として成立しました。後半のタイヤはコンパウンドを変えて行ったのですが、バランスが苦しいなか、何とかポジションをキープしてくれて本当に優勝出来て良かったです。第1スティントも偉織がしっかりと走っていたことも大事なポイントでした」

武藤英紀選手のコメント

「ポールを獲れたときに流れがきていると思っていましたし、木村もずっとペース安定していたし、最後は路面温度的にタイヤのチョイスは悩みましたが、チームと話し合った作戦が良かったですね。終始安定したペースで走れて今季初表彰台が優勝というのも嬉しいです。応援して下さった皆様、本当にありがとうございました」

木村偉織選手のコメント

「戦略も良くて、クルマも良くて、今日は自分のドライビングも良かったと思いますし、皆が皆100点の仕事ができたと思っています。本当に嬉しいです。今年はなかなか結果が出せず、応援して下さった皆様には本当に申し訳ない気持ちでしたが、最後に勝てて本当に良かったです。ありがとうございました」


関連のニュース