このセッションでは、ニッサン開発車両の230号車にエンジンにトラブルが発生。周回数は少なくなってしまったが、深刻なトラブルではないとのこと。次生はこの間、23号車のステアリングも握っている。NSX-GT勢にとっては、ライバルとの差を再認識させられる苦しい展開となっているが、3台ともにタイヤのメニューを中心に、精力的な走り込みを続けている。
17時すぎ、セッション残り30分を切ったところで、36号車には坪井が乗り込んでGT500初走行を行った。セッションは5分延長され、17時35分に終了。午前中の36号車、そして2番手につけたレクサス093号車をわずかに上回って初日のトップタイムを奪ったのは、佐々木大樹とインパルからの移籍が確定的なJ-P.デ・オリベイラの駆る24号車だった。
明日もセッションは9〜12時、13時30分〜17時30分で行なわれる。レクサス開発車両の093号車は、午後のセッションでヨコハマタイヤを装着する予定となっている。
なお、2月17日(金)発売のオートスポーツNo.1450では、今回のスーパーGTセパンテストの特集を予定している。
スーパーGTセパンテスト 1日目タイム
Pos | No | Car | AM | PM |
---|---|---|---|---|
1 | 24 | ニッサンGT-R | 1'51.043 | *1'50.516 |
2 | 36 | レクサスLC500 | *1'50.561 | 1'50.882 |
3 | 093 | レクサスLC500 | 1'50.636 | *1'50.575 |
4 | 23 | ニッサンGT-R | 1'50.888 | *1'50.762 |
5 | 230 | ニッサンGT-R | *1'51.301 | 1'51.503 |
6 | 12 | ニッサンGT-R | *1'51.315 | 1'51.318 |
7 | 99 | ホンダNSX-GT | *1'51.652 | 1'51.873 |
8 | 16 | ホンダNSX-GT | *1'52.094 | 1'52.962 |
9 | 64 | ホンダNSX-GT | *1'53.003 | 1'53.588 |
10 | 35 | トヨタ86 MC | 2'01.685 | *2'01.305 |
11 | 60 | レクサスRC F GT3 | 2'02.899 | *2'01.328 |