2023年、スーパーGT・GT300クラスを走るGT300規定の車両には、フロアとボディに関して新たな空力規定が導入された。

『スーパーGT公式ガイドブック2023』で詳解されているとおり、フロアではフラットボトムの面積が縮小され、フロントにキール形状のアイテムの設置が許可、リヤ側では傾斜プレート(ディフューザー)の立ち上がりポイントが前進するなど、基本的な空力性能は上がる方向の反面、これまで“グレーな領域”だったリヤホイールハウス底面内側のスペースが傾斜プレートとして規定されたため、その部分で“稼いでいた”車両にとってはマイナスともなりうる規定変更だ。

 また、ボディ上面では『基本車両と同様の外観を維持する』方向の規定が盛り込まれ、“レーシングカーならではの空力追求”という面では、やや牙が抜かれてしまった感もある。

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