●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1リタイア
「最初のSSは少し慎重に走り過ぎたので、次のSSでは最初から攻めていった。5km程走ったところの左、右と連続するコーナーの途中にペースノートにも記していた岩があり、それを意図的に乗り越えたのだけど、途端に右フロントサスペンションが壊れ、止まらざるを得なかった」
「チームは一生懸命クルマを修復してくれたので、明日も戦い続けることができそうだ。僕としてはラリーを続けることに高いモチベーションを感じている。クルマのフィーリングはとても良く、運転を楽しんでいるので、今すぐにでもドライブしたい気分だよ!」
●オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)/リタイア
「今朝は本当に残念なことが起きてしまった。最初のSSを走り出してすぐに、多くの岩が転がっている路面に遭遇したんだ。一体どこから出てきたのか分からないが、ひとつやふたつではなく、4つか5つぐらい岩があり、避けることができなかった」
「その結果、ラジエターに岩が当たってダメージを受け、エンジンに問題が生じたためすぐに停止したのだけど、このラリーでの修復は不可能な状態だったよ。僕たちとっては、かなり大きな痛手だ」
「今回は良いポジションで戦いに臨むことができ、前戦アルゼンチンと同様にとても良いフィーリングをクルマに感じていた」
「選手権争いにとっては大きなマイナスだけど、本当にすべてが終わるまではチャンスがあるので、これからも戦い続けるよ。我々にはパフォーマンスがあるので、次戦サルディニアでは優勝争いに加わることが目標だ」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合5番手
「午前中はあまり自信を持って走ることができず、ベストな状態ではなかった。クルマ自体は良かったのですが、横方向のグリップが十分に感じられず、思うように攻めることができなかったんだ」
「午後のステージは、自分のこれまでのキャリアの中でもっとも荒れた路面コンディションで、非常に多くの岩が転がっていたよ。しかし、日中のサービスでクルマに多くの変更を施したところ、それが奏功し午後の最初のSSではすぐにその効果が出てきた」
「その後ダンパーに小さな問題が起こり、それをいなしながら最後まで走ったけれど、それでもタイムは思ったよりも悪くなかった。だから明日は順位をさらに上げられるように頑張りたいと思うよ!」
