メルセデスF1チームは、オーストリアGPで接触したルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグに対し、今後もチームオーダーを出さず自由にバトルをすることを許すことを決めた。ただしルールを厳格化し、これを守らない場合には、チームオーダーを発令する可能性があるという。
前戦オーストリアGPの最終ラップで両者は接触、首位を走っていたロズベルグは4位に順位を落とし、接触の責任ありとしてペナルティも受けた。
ふたりは今年たびたび接触を繰り返しており、スペインGPではオープニングラップで両者リタイアとなり、チームは大量のポイントを取り逃がした。
オーストリアの後、事態を重くみたチームは、木曜にファクトリーにふたりのドライバーを呼び、トト・ウォルフ、パディ・ロウと共に話し合いを行った。
メルセデスは7日、その会合の結果を発表、ドライバーたちに最終警告を行ったが、今後もコース上で戦うことを許すと決めたことを明らかにした。
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