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投稿日: 2016.07.08 12:15
更新日: 2016.07.08 15:55

メルセデスが隠す、同士討ちへの“究極の罰”。出場停止もありか


F1 | メルセデスが隠す、同士討ちへの“究極の罰”。出場停止もありか

 今シーズン、たびたびコース上で接触しているルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグに対し、最終警告を行ったメルセデス。新たな内部ルールを設けて同士討ち抑止に努めると発表しているが、そのうちのひとつが出場停止というペナルティなのではないかと推測されている。

 オーストリア決勝の最終ラップでハミルトンとロズベルグは接触、首位を走行していたロズベルグは4位に後退、接触の責任ありとしてタイム加算のペナルティを受けた。

 今週木曜、メルセデスのボスであるトト・ウォルフとパディ・ロウがふたりのドライバーとミーティングを行い、その結果を発表した。当面はチームオーダーを発令せず、これまでどおりにふたりを自由に戦わせるが、接触を防ぐためにより厳しいルールを設けたというのがその内容だった。

 今後はいかなる事故であろうとそれを起こした場合には、その結果、「(ドライバータイトル獲得のための)活動にネガティブな影響がおよぶだろう」とウォルフはミーティングで警告したという。また、内部ルールの内容については公にするつもりはないと前置きした上で、「スポーツ上、金銭上の結果につながる可能性があるものだ」とメディアに対して語っている。

 こういった発言からウォルフが出場停止という罰を科すことを考えているようにも受け取れる。チームメイトとの接触を起こした者には多額の罰金を科すという選択肢もあるが、そういう手段は多額の年棒を得ているドライバーたちにとって十分な抑止力を発揮しないと、チームは考えているようだ。

「最終警告を行った」と言うウォルフは、今後はオーストリアGPの最終ラップのような接触だけでなく、カナダGPのスタート直後の1コーナーでホイールが接した程度のものも許さないとドライバーたちに対して宣言したと述べた。

「どちらのアクシデントも二度と見たくない。(オーストリアでの)動きは気に入らない。2台揃ってリタイアに終わる可能性があったからだ。彼らはああいう動きをとることは二度とあり得ないと承知している」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています