決勝

決勝、残り2時間15分で、トラブルのためリタイヤを決断!

 「EVA RT Webike TRICKSTAR」のスタートライダーはエルワン・ニゴン、エルワンは13番グリッドから絶妙なスタートを切りますが、3コーナー入り口でリアタイヤを大きく滑らせコースアウトしてしまいます。オープニングラップは30番手でホームストレートを通過。

 そこから怒涛の追い上げを見せライダー交代までに6番手まで挽回し出口にバトンを渡します。ですが、そのピットワークで新調したガソリン給油での作業中にトラブル発生していたことを確認出来ずに出口をコースへと送り出してしまいます。

 ガソリンタンクキャップに給油装置のOリングが挟まれ、隙間が出来、そこからガソリンが漏れてしまうとアクシデントが起こってしまいました。それに気が付いた出口は、すぐにピットイン。噛み込んだOリングを除去し再びコースインしました。

EVA RT Webike TRICK STAR
EVA RT Webike TRICK STAR

 このイレギュラーなピットインで、ポジションは17番手と後退してしまいます。しかも、セーフティカーが介入されるタイミングが重なり、出口の目の前に入ってしまい、前車との差が約半周と開いてしまいます。ですが、レースは始まったばかり、ここから出口のパフォーマンスで挽回出出来ると考えていたのですが、エルワンのコースオフの時と同じ状況で、我々が選んだリアタイヤが急に寒くなった決勝日の路面状況に合わずにペースが思うにように上がりませんでした。

 出口はリアタイヤを何度も滑らせコースアウトしそうになりながらの我慢の走行を強いられることになったのです。それでも、14番手まで順位挽回し走行を終えてジュリアンに交代し、プッシュを試みますがジュリアンも同じタイヤをチョイスしていたので思う様にはペースが上げられません。

 ジュリアンはなるべくミスをしないように正確にラップを刻む慎重な走りで周回を重ねました。ピットでは本来の彼らのパフォーマンスを取り戻すべくダンロップタイヤのエンジニアと相談し今日の路面コンディションに最適なタイヤを提案してもらいました。

 それを装着する事で挽回出来ると確信した矢先にジュリアンがコース上にストップしたと連絡が入りました。状況が把握できないピットではジュリアンの安否を気使いながら、彼が戻ってくるのを待つしかありませんでした。

 約5分後、レッカーでマシンとジュリアンが戻ります。ジュリアンは「エンジンの回転が急に上がらなくなってしまいストップしてしまった」と説明します。早速クルーがマシンを細部まで調べ、修復の可能性を探しましたが、走れる状況になったとしても、また、トラブルが起きないという確約はなく、その場合、オイル漏れやクラッシュなどで、他のライダーに迷惑をかける可能性を否定できないという結論に達しました。

 鶴田竜二監督判断で、残り2時間15分を残して、やむなくリタイヤを決断、苦渋の選択ではありますが、リタイヤ届けを提出しました。

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