9月5~6日に開催されたFIMモトクロス世界選手権第17戦トルコGPで、ホンダHRCペトロナスのジェフリー・ハーリングスが、最高峰であるMXGPクラスの2026年シリーズチャンピオンを獲得した。

■ホンダHRCペトロナス加入初年度に6度目の世界チャンピオンに輝く

 オランダ出身の31歳、ハーリングスは、開幕戦アルゼンチンGPの優勝に始まり、第16戦オランダGP終了時点で5連勝を含む10勝を挙げ、ランキング2位に対して143ポイント差と大きくリード。

 今回の第17戦トルコGPの予選レースで1位、レース1でもホールショットから勝利を飾ったことで、残り2戦の段階でタイトルを確定した。さらに続くレース2でも優勝し、トルコGP総合優勝。チャンピオン獲得に自ら華を添えた。


 今シーズン、長年在籍したKTMからホンダに移籍し、ファクトリー・マシン『CRF450RW』で戦うハーリングス。MXGPクラスの王者獲得は、2018年と2021年に続いて3度目となり、MX2クラスでも3度戴冠しており、通算6度目の世界チャンピオンとなる。

ホンダHRCペトロナスのジェフリー・ハーリングスがモトクロス世界チャンピオンを獲得
CRF450RWを駆るジェフリー・ハーリングス(ホンダHRCペトロナス)

 レース後、ハーリングスは「信じられない気持ちだよ。この6度目の世界タイトル獲得まで、本当に長い道のりだった。前回のタイトル獲得が2021年だったので、MX2を含む6度目の王座にたどり着けたことは格別の喜びだ」

「1月1日にホンダHRCペトロナスへ加入し、すべてが新しい環境でのスタートだった。簡単な道のりではなかったが、チームとともに積み重ねてきたものをレースの結果としてトラック上で証明することができた。チーム全員、そして困難な時期も支え続けてくれた家族や友人たちに心から感謝している」と語り、ひさびさのタイトルに感慨ひとしおの様子。来シーズン以降の活躍にも期待したいところだ。

開幕戦アルゼンチンGPで優勝したジェフリー・ハーリングス(ホンダHRCペトロナス)
開幕戦アルゼンチンGPで優勝したジェフリー・ハーリングス(ホンダHRCペトロナス)

■渡辺康治HRC代表「タイトル獲得へ向けて力強く前進する姿に感動」

 ホンダ・レーシングの渡辺康治社長は、「ジェフリー・ハーリングス選手が、ホンダHRCペトロナスへの加入初年度でMXGP世界チャンピオンを獲得したことに、心から敬意と感謝を表します」と祝福。

「新しいマシン、新しいチームという環境の中で、開幕戦から勝利を挙げ、シーズンを通して世界最高峰のライダーとしての速さと強さを示してくれました。特にシーズン後半、さまざまなコースコンディションにおいても勝利を重ね、タイトル獲得へ向けて力強く前進する姿は、私たちに大きな感動を与えてくれました。今回のタイトルは、ハーリングス選手の不断の努力はもちろん、チーム監督のマーカスをはじめとするスタッフ、ライダー全員が、新体制のもとでひとつになって挑戦を続けてきた成果です。改めて、ホンダHRCペトロナスの活動を支えてくださったスポンサーの皆様、関係者の皆様、そして世界中から熱い声援を送ってくださったモトクロスファンの皆様に、心より感謝申し上げます」とコメントしている。

ジェフリー・ハーリングス(Jeffrey Herlings)プロフィール

生年月日:1994年9月12日(31歳)
出身地 :オランダ

主な戦績:
2010年 FIMモトクロス世界選手権MX2クラスにデビュー/同年、オランダGPでMX2クラス初優勝
2012年 MX2世界選手権で初のシリーズチャンピオンを獲得
2013年 MX2世界選手権で連覇を達成
2016年 MX2世界選手権で3回目のシリーズチャンピオンを獲得
2017年 MXGPクラスへ昇格/MXGP世界選手権ランキング2位
2018年 MXGP世界選手権で初のシリーズチャンピオンを獲得
2021年 MXGP世界選手権で2回目のシリーズチャンピオンを獲得
2026年 ホンダHRCペトロナスに加入/MXGP世界選手権で3回目のシリーズチャンピオンを獲得

ホンダ CRF450RW 概要

エンジン形式:水冷・4ストローク・OHC・449.7cm3単気筒
フレーム形式:アルミ製ツインチューブ
タイヤ   :前 21インチ/後 19インチ

ジェフリー・ハーリングス(ホンダHRCペトロナス)とホンダ CRF450RW

本日のレースクイーン

荏崎ろあえざきろあ
2026年 / スーパーGT
SUBARU BRZ GT GALS BREEZE
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.1 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画!?
    プレリュードのコクピットを千代勝正と坪井翔がチェック!

  • auto sport

    auto sport 2026年10月号 No.1624

    フォーミュラ一騎打ち
    勝負の最後はやっぱり『人間』

  • asweb shop

    F速 Premium Vol.3
    角田裕毅 現在・過去・未来

    2,100円