さらに、もてぎの特徴のひとつといえるダウンヒルストレートにも話が及んだ。ダウンヒルストレートは「大好き」と語るザルコに対し、「おもしろいんだけど難しい……」とビニャーレス。

「映像ではわからないと思うけど、ものすごく角度があるんだよ。勢いよく加速していくなかでコーナーに向けてブレーキングをしなくてはいけない。そのブレーキングがうまくいかないとワイドになってラインが外れてしまう。そういう部分で、とても難しいよね」

 全日本で何度も走っている中須賀も、ダウンヒルストレートを「ライダーには負荷がかかる場所」と語る。

「(ダウヒルストレートエンドのブレーキングでは)300km/h以上から70km/hまでスピードを落とします。かなり下っていて、リヤがポンピングするのでリヤをしっかり接地させながらじゃないときれいに止まれない。(90度コーナーは)パッシングポイントでもあるので、しっかりバイク造りをしていかないといけないですね」

トークショーでは『YES/NO』の札で質問に回答。中須賀の回答を変えさせようとする(?)ザルコ
トークショーでは『YES/NO』の札で質問に回答。中須賀の回答を変えさせようとする(?)ザルコ

 さらにヤマハ発動機の技術本部開発部長、辻幸一氏がステージに登場。「今回は中須賀選手のバイク(YZR-M1)が重責を担っています。中須賀選手のバイクの出来というのが残り4戦のチャンピオンシップを大きく左右すると思っています。そういう観点でレースを見てみてください」と注目の発言も飛び出した。

 トークショーの最後には、駆け付けた大勢のファンの前で各ライダーが日本GPに向けた意気込みを語った。

 ポイントランキング3位でチャンピオン争いに食い込むためにも日本GPでぜひとも優勝がほしいビニャーレスは「僕たちはベストを尽くすよ。みんながよろこぶ結果を出すので、応援してください」とコメント。

 ザルコも「いつも日本のファンの人たちがよくしてくれるから、応援してくれる気持ちに応えたい。もてぎではトップライダーたちと接戦できる自分でありたいね。いい成績を出したいし、表彰台に立ちたい気持ちはもちろんあるよ。ファンのみなさんのためにも期待に応えられるレースにできるようにしたい」とMoto2チャンピオンを決めた地での活躍を誓った。

 ワイルドカード参戦の中須賀は「プレッシャーが大きければ大きいほど、それを力に変えて結果につなげたいです。熱い応援、よろしくお願いします」と力強く意気込んだ。

 ファンの日本GPに向けた緊張感、期待感を高めてくれたヤマハの『MotoGP RIDERS MEET&GREET』。ついに開幕目前となった日本GPは10月13~15日、ツインリンクもてぎで開催だ。

ヤマハの歴代レース車両がずらりと並んだ
ヤマハの歴代レース車両がずらりと並んだ
YZR-M1エンジン
YZR-M1エンジン
MotoGPライダーのバンク角を実感できる撮影コーナーも
MotoGPライダーのバンク角を実感できる撮影コーナーも
YZR-M1(バレンティーノ・ロッシ)
YZR-M1(バレンティーノ・ロッシ)

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