チャズ・デイビス(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#7) -2位
「昨日のフリー走行第2セッションでは、ほとんど走れなかったが、今日は良いレースができたので、本当に嬉しい。フリー走行の時間が1時間ほど少なくなってしまい、タフな展開を強いられた。路面が再舗装されていて、考慮すべき要素が多くなったのも事実だ。レース中もサーキット・コンディションを学習する必要があり、状況に合わせるのに数ラップを要した。サイクスとは長いバトルの末に、わずかだがポイント差を縮めることができた。今日は、これ以上は望めないと思う。マルコの不運なリタイアは残念だった」
マルコ・メランドリ(Aruba.it Racing – Ducatiスーパーバイク・チーム#33) -リタイア
「今シーズンのベストレースになるはずだった。これまで以上に強さを実感していた。路面がそれほどバンピーではないサーキットでは、加速時に挙動が乱れる心配も少ない。おかげで、コーナーに特化したセットアップを採用することができた。限界ギリギリまでプッシュすることもできた。レースが終わる前にリタイアしてしまったので、勝てたかどうかはわからないが、最後の最後まで首位を争えたことは確実だと思う。素晴らしいチャンスを逃したのは残念だが、明日は最善を尽くして今日の分を取り戻したい」
アーネスト・マリネッリ(スーパーバイク・プロジェクト・ディレクター)
「今週末のチャズには、若干苦しんでいるところがあったので、レース中にペースを取り戻して2位で終えたことは大きい。ランキングの2位争いでも、その差を切り詰めることに成功した。大きなチャンスを逃したマルコは、本当に残念だった。ハードワークの末、彼がポテンシャルをフルに発揮できるセットアップが見つかったが、メカトラブルのせいで結果を出す前にレースを終えることになった。マルコのライディングには、まったくミスがなかった。ふたりとも素晴らしいポテンシャルを披露してくれたので、自信を持ってレース2を迎えられる」
