MotoGP:ロウズ、初めてのMotoGPマシンは「すべてが驚きだった」
2017年にアプリリアからMotoGPクラスに参戦するサム・ロウズは、ミサノで行われたアプリリアのテストに参加。初めてMotoGPマシンを走らせ、その機敏さに衝撃を受けたと語った。
テストはイタリアのミサノサーキットで2日間に渡って行われ、ロウズは水曜日に60周、木曜日には69周を周回した。
ロウズは初めてMotoGPマシンを走らせたテストを次のように振り返った。
「スロットルを回したときのスピードは本当に信じられなかったよ。素晴らしい感触だった。2日目の走行では、マシンをコントロールできるようになってきたから、どうやったらマシンを最大限に乗りこなせるか試してみた」
「多くの新しい発見があったし、それらの発見はすべてが驚きだった。まず何と言っても最初の驚きはマシンのパワーとスピードだ。カーボンブレーキの制動力もすごかったよ」
「シームレスにシフトチェンジができるギヤボックスにも本当に驚いた。電子制御にもね。マシンに乗ってすぐに快適だと感じることができたよ」
「RS-GPの機敏さは僕の想像以上だった。もっと乗りにくいマシンだと思っていたから、テスト前日の夜はとてもナーバスだったんだ。でも全然そんなことはなかった。MotoGPのマシンに乗るのが簡単だと言うわけじゃないけどね」
アプリリアのレーシングマネージャー、ロマーノ・アルベシアーノは、ロウズが最初からMotoGPマシンに順応したことに感銘を受けたと述べている。
「ロウズは初めてのマシンに乗り、すさまじいパワーやカーボンブレーキまで、ありとあらゆる新しいことに対処しなくてはいけなかった。でも、彼はすぐにリラックスしていたよ。彼の分析は正確で、チームへのフィードバックも的確だった」
「当然ながら、我々はタイムを期待していたわけじゃない。でも、この二日間のテストで我々はとても安堵している」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています