2016年はさまざまなウイングレットが登場したが、ウイングタイプの突起形状のものが主流だったこともあり、接戦時の接触など安全性の問題が懸念された。このため、2016年のシーズン序盤にウイングレットのルール作りがメーカー間で検討されたが、まとまらず、グランプリコミッションは2016年6月にMotoGPマシンへのウイングレットの装着を2017年より禁止することを発表した。

ドゥカティが採用したウイングレット。2017年からは装着が禁止となっている

 このため各車は2017年はレギュレーションの範囲内で、ウイングレットに近い効果を発揮する空力デバイス付きフロントフェアリングを開発することになった。ただし、ライダーによっては、空力デバイスなしのフェアリングを好む傾向があったり、コースレイアウトによって、空力デバイスある、なしのフェアリングを使い分ける場合もある。

 レギュレーションで決まっているのはフロントフェアリングの左右幅が600mm以内、エッジ部が丸みを帯びていること、ウイング(翼)形状は不可という規定のみ。これにより2017年はエアダクトタイプが主流となった。

 実戦で使用されるフェアリングは登録制となっており、2種類が登録できる。2017年の標準的な例で見ると、空力デバイスなしのカウルが1種類、空力デバイス付きが1種類で開幕時に登録、シーズン中のアップデートは1回認められているが、その場合、先に登録してある1種類を登録から除外することになる。

 2018年に向けてもダクト形状や大きさなど開幕までにさまざまな仕様のテストが行なわれている。開幕時点の登録時にはテクニカルディレクターの承認が必要となるが、空力デバイスそのものについての明確な規定がないため、最終的に実戦で使えるかどうかはテクニカルディレクターの判断に委ねられているのが現状だ。

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