基本設計が2008年のCBR1000RRを武器として戦うホンダ。エースチームはMuSASHi RT ハルク・プロ。ヤマハ、カワサキが相次いで新型を投入したために、今年も苦戦を強いられると見られる。

 しかし、全日本ロードレース(JSB)、FIM世界耐久選手権(EWC)のレギュレーションの限界までにチューニングを施すことで、最新モデルに匹敵するポテンシャルを発揮する可能性もある。

 昨年、ハルク・プロから参戦したケーシー・ストーナーは、トップ10トライアルでマークした2分6秒335がそれを物語っている。ヤマハの最新モデルYZF-R1に対してコンマ3秒まで追い詰めているのだ。

 昨年もハルク・プロがJSBで使用しているマシンとは大きく異なる車両で鈴鹿8耐に参戦していたが、今年もテストを見る限り全日本とは違う車両が持ち込まれている。全日本にファクトリー参戦をしていないホンダは今年、ニッキー・ヘイデンを招聘し、高度にチューニングされたファクトリーCBR1000RRを用意していることに疑いはない。

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