残り5分を切って最後のアタックが始まる。ここまでリーダーボードのトップをキープしていたドビジオーゾだが、セッション終了間際にマルケス、カル・クラッチロー(ホンダ)、ダニロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、ザルコが全体ベストを更新していく。

 4人によるポールポジション争いは最後にアタックをしたザルコに軍配。1分53秒680をたたき出し、2008年(800cc/ブリヂストンタイヤ)以来のレコード更新となる新ポールポジションレコードを樹立した。

 ザルコのポールポジション獲得は2017年の日本GP以来、MotoGPクラス通算3回目となるポール獲得。ザルコはフリー走行3回目でトップタイムを記録、フリー走行4回目では16コーナーで転倒を喫したが、ダメージはなかった。

 終盤のアタックで1分53秒882と自己ベストを更新したマルケスが2番手、最後のアタックで1分53秒887を記録したペトルッチが3番手に続いた。

 ラストアタックで1分54秒072を記録したクラッチローが4番手に浮上し、ドビジオーゾは2回目のアタックで自己ベストを更新できず、1分54秒074で5番手に終わった。

 6番手に1分54秒339でアレックス・リンス(スズキ)、7番手に1分54秒368でダニ・ペドロサ(ホンダ)、8番手に1分54秒389でバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、9番手に1分54秒431でホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)の順で続き、Q1トップでQ2に進出したジャック・ミラー(ドゥカティ)が1分54秒449で10番手に浮上した。

 アンドレア・イアンノーネ(スズキ)が1分54秒619で11番手、昨年のポールシッター、ビニャーレスは1分54秒707で12番手に終わった。

ルーキートップは1分55秒169で14番手を獲得したフランコ・モルビデリ(ホンダ)。中上貴晶(ホンダ)はフリー走行総合15番手でQ1に進出したが、Q1直前のフリー走行4回目に15コーナーで転倒。その影響もあり、Q1では1分56秒401で23番手に終わり、23番グリッドからMotoGPデビューレースを迎えることになった。

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