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MotoGP ニュース

投稿日: 2016.08.22 17:18

YAMAHA MotoGP第11戦チェコGP レースレポート

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MotoGP | YAMAHA MotoGP第11戦チェコGP レースレポート
ホルヘ・ロレンソ、バレンティーノ・ロッシ
ホルヘ・ロレンソ、バレンティーノ・ロッシ

コメント

Movistar Yamaha MotoGP

V・ロッシ選手談(2位)

「タイヤ・チョイスを間違えてしまったと思い、始めはがっかりしていたんだ。でも走るごとにリアのハード・コンパウンドの状態が良くなってきた。長いレースなので、そのあとも最後まで集中力を切らさず、ミスをしないように心掛けて走ったんだ。一時12番手まで下がってしまったことを考えれば、2位まで挽回し、20ポイントを獲得できてとてもうれしい。しかもランキングも2位まであがった。チームとしていい仕事ができたし、正し
い選択をすることができた」

J・ロレンソ選手談(17位)

「いいレースができていただけに本当に悔しい。序盤は雨がひどかったのでブレーキングが難しく、またコーナー出口ではハード・コンパウンドがしっかりグリップせず苦労した。慎重にいかなければならないと思っていたので、序盤に大きく後退してしまったが、少しずつ路面が乾いてくるとリアタイヤの状態が良くなり自信が戻ってきていたんだ。激しくプッシュするうちに、今度はフロントタイヤがだめになってマシン交換を余儀なくされてしまった。しかも2回もね。そういうわけで、結局、最初のマシンでチェッカーを受けて17位。ロッシはムジェロで不運に見舞われたが、今回は僕の番。そう考えると今シーズンはバッドラックが多いね……。こんなことがまた何度も起こらないように、これからも懸命に仕事に取り組んでいかなければならない。こうした問題はドライでも起こるし、今日のようにウエットでも起こる。こんな不運な出来事がもう二度とないようにしないと……」

M・メレガリ、チーム・ディレクター談

「今朝の天気予報を見たとき、今日のレースはタイヤ・チョイスが鍵になるとわかった。チームとしては路面が非常にゆっくりと乾いてくると考えていたため、硬めのタイヤをチョイスすれば最後までマシン交換せずに走り切れると判断した。ふたりのリアにハード・コンパウンドを採用し、これがぴたりと当たった。もちろん、序盤が厳しい展開になることも承知していた。そして彼らは完璧にその状況をコントロールした。バレンティーノは持ち前の冷静さと豊富な経験を生かして序盤の状況に対処。12番手まで後退したときも少しも慌てる様子はなかった。ペースアップのチャンスが巡って来たときにも、これを逃さずすぐさま対応することができた。2位は完璧な結果と言っていいだろう。一方のホルヘは、最終結果は残念だったがレース自体は素晴らしかった。フロントタイヤの問題さえなければ、きっと表彰台に上っていただろう。初日の金曜日から好調で、決勝ではどんなコンディションにも立ち向かう準備ができていたのだ。明日はブルノに残り、IRTAテストに参加する。ニューパーツをいくつか試し、シーズン後半戦の方向性を見つけたい」


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