#94 GMT94 Yamaha Official EWC Team(年間ランキング2位)
決勝:6位(196周:8:01’48.403)
デビット・チェカ選手談
「敗北は苦いものですが、勝つまでには何度か味わうものでもあります。過去2シーズン、僕たちのチームはEWCでとてもいい戦いをして、2016年にはランキング2位、2016-2017シーズンはチャンピオンを獲得しました。2017-2018シーズンももちろんチャンピオン獲得をめざしましたが、鈴鹿8耐の結果により、ランキング2位という残念な結果に終わりました。これがレースです。来シーズンがどうなるかはまだわかりませんが、どのレースを戦うにしても、チームメイトとともにベストを尽くすという自分の姿勢を変えるつもりはありません」
ニッコロ・カネパ手談
「この2シーズンでEWCのタイトルとランキング2位を得ることができたので、とてもハッピーです。僕のレースキャリアの中でもベストなシーズンになりました。今季はちょっと不運がありましたが、チームとしてベストを尽くしたので悔いはありません。GMT94がEWC参戦に幕を下ろすのは非常に残念ですが、チームメンバーとしてともに戦った経験は僕にとってすばらしいものになりました」
マイク・ディ・メリオ選手談
「いいレースができましたが、路面コンディションがめまぐるしく変わってとてもタフでしたね。僕たちはEWC最終戦の鈴鹿8耐でチャンピオンを獲得すべく全力を尽くしましたが、ルマン24時間でのクラッシュが響き、結局ランキング2位でシーズンを終えました。残念ですが、各レースでポイントをリカバリーできたので、内容としては満足です。2シーズンを一緒に戦ったチームメイトにも、すばらしい機会を与えてくれたヤマハにも感謝しています。特に鈴鹿8耐ではスーパースターのように扱ってもらえたんです。GMT94がEWC参戦を休止するのは残念ですが、彼らは新たなチャレンジにもベストを尽くすはずです」
クリストフ・グィオ監督談
「ここ鈴鹿でEWCは最終戦を迎えましたが、いつものように今季もすばらしいシーズンになりました。まずはチャンピオンを獲得したTSRを心から祝福したいです。藤井監督はじめ、TSRは見事な戦いぶりでした。我々も諦めることなく最後までベストを尽くして戦い続けましたが、彼らには残念ながら届きませんでした。でも、これも耐久レースです。来季は基本的にWSSに参戦することになり、鈴鹿8耐への挑戦がどうなるかは未定です。鈴鹿8耐は常に強いライバルたちがたくさんいるので非常に厳しい戦いだったのですが、2012年に3位表彰台に立てたことは忘れがたい思い出になっています。またいつの日か、鈴鹿8耐に戻って来たいですね!」