テスト2日目、中上は着実にテストメニューを消化するなかで1分31秒304を記録し、トップ10圏内の8番手、2日間の総合でも8番手でテストを終えた。中上が記録したタイムは、2日間の総合トップとなったヤマハのマーベリック・ビニャーレスが記録した1分30秒757から約0.5秒差、ホンダ勢のなかではレプソル・ホンダのマルク・マルケスに次ぐ2番手のタイムとなる。

 また中上は2日目、テストに参加したライダーのなかでも最多周回となる70周を走り込んでいる。

 バレンシアテストを終えた中上は「すごく充実したテストでしたし、手応えのある前進ができました。アウティングのたびに、バイクのフィーリングがよくなっていきました」とテストを総括する。

「ラップタイムも、最速の選手からコンマ数秒という僅差でうまくまとめることができました。本当にポテンシャルの高いバイクで、今は一歩ずつしっかりとセットアップを積み上げているところです」

「みんなが試したミシュランの新しいリヤタイヤについても、いいフィーリングで走ることができました。全体として非常に収穫の多いテストになりました。次のテスト地、ヘレスでもこの調子でさらに前進していきます」

2019年から中上貴晶のチーフメカニックを務めるジャコモ・グイドッティ(右)
2019年から中上貴晶のチーフメカニックを務めるジャコモ・グイドッティ(右)

 2018年に中上のチームメカニックを務めていたラモン・オーリンがレプソル・ホンダに移籍したホルヘ・ロレンソを担当することになったため、2019年からはジャコモ・グイドッティが新たに中上のチームメカニックとなる。グイドッティは過去にダニ・ペドロサやスコット・レディングといったライダーを担当した経験を持つ。

 グイドッティについて中上は「チームと新しいチーフメカニックのジャコモの手際よい仕事のおかげで、順位面でもいいポジションで締めくくることができました」とコメント。初仕事から関係は良好のようだ。

 11月28日からは2日間にわたり、2018年内最後のオフィシャルテストとなるへレステストが開催される。中上もこのテストに2日間とも参加する予定だ。

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