MotoGP コメント
ダニ・ペドロサ(MotoGP 優勝)
「すばらしいレースでした。こういう感覚を味わうのは久しぶりです。正直、自分でもこんなに速く走れるとは思ってもみませでした。今日のパフォーマンスには驚きました。とにかくファンタスティックなレースでした。勝敗を分けたのはペースでした。今日は自分のレースをしようと心がけました。一貫したペースで走り続けたることが勝因だと思うし、特にレース終盤は、前のライダーたちをパスすることができました。今シーズンは、ここまで大変だったので、個人的にとてもうれしいです。ファンや友達、家族、特にチーム、そして僕のまわりでサポートしてくれたすべての人にこの勝利を捧げます」
マルク・マルケス(MotoGP 4位)
「今日は厳しいレースでした。そして、自分にとっては、厳しい一日になりました。最初の数ラップは、バレンティーノとホルヘとの遅れを取り戻そうと全力で挑み、いい走りができました。しかし、次第にフロントタイヤが消耗してきてうまく走ることができませんでした。ダニに抜かれた後、彼についていこうとしました。しかし、今日は表彰台を狙うよりは、ミスをしないで完走することに集中しました。我々はここまで前進してきました。今日は数ポイント失っただけで終えられましたが、レースウイークを通してよかったと思うし、そのいい状態をレースにつなげられなかったのは残念でした。次のアラゴンではがんばります」
カル・クラッチロー(MotoGP 8位)
「今日は、チームとともにレースウイークを通じていい仕事ができたと思います。現状ではベストを尽くしました。ただ、8ラップ前後から汗のしずくがヘルメットのバイザーにかかり、残りの周回に影響がありました。いつもより汗をかいたせいかも知れません。ミサノは、本当に難しいコースで、セッティングのせいなのか、それとも自分の乗り方とフロントタイヤが合わないのかはわかりませんが、その戦いもありました。いつものようにベストを尽くしました。レースは、いいときもそうでないときもあります。1コーナーでは、バイザーが見えにくかったこともあり、5回ほどオーバーランを喫しました。レース後、1コーナーのオーバーランでペナルティを受けましたが、データーを提供してプラスになったことはなに1つないことを証明したことで判定は覆りました。今日の結果には満足していませんが、しっかり完走することができたし、次のアラゴンにつながるレースになりました」
ティト・ラバト(MotoGP 17位)
「1周目はとてもよかったのですが、その後にミスをしてしまいました。ブレーキングをミスして、フロントから転倒してしまいました。ペダルが壊れたのでピットに入りました。素早く直してくれたチームに感謝しています。その後、レースに復帰してからは、ペトルッチやブラドルのグループでいいリズムをつかみました。これから次のアラゴンに集中します」
ジャック・ミラー(MotoGP 出場せず)
「ミサノはシルバーストーンに比べると体力的にかなり厳しいところです。そのため、毎日、完治していない右手が悪化していきました。マシンから降りるたびに腫れていきました。痛みはありませんが力が入りません。ここはハードブレーキングエリアが多いので、この問題を抱えたまま28周走ることは安全ではないと判断しました。今は体調を万全して戻ってくることだけを考えています」