レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

MotoGP ニュース

投稿日: 2019.06.14 17:18
更新日: 2019.06.14 17:19

誰もがペトルッチの勝利を祝福する理由。無名から昇りつめた過酷なMotoGPキャリア

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


MotoGP | 誰もがペトルッチの勝利を祝福する理由。無名から昇りつめた過酷なMotoGPキャリア

 ペトルッチとロッシは長い間友人関係にある。ペトルッチがドゥカティのスーパーバイクのテストライダーを務めていた2011年に、彼らは初めてムジェロで会った。ロッシと仲間のウーチョ・サルッチは、カサノバ・サベッリを通過したペトルッチのスピードに驚き、彼らは話をするようになった。日曜日にペトルッチは、彼の勝利はあの時期にムジェロを何千周も走ったおかげだと語っている。

2011年にドゥカティのマシンでムジェロを走るバレンティーノ・ロッシ
2011年にドゥカティのマシンでムジェロを走るバレンティーノ・ロッシ

「バレンティーノの格好いいところのひとつは、彼はレースを愛しているが、やめ時も分かっているということだ」と28歳のペトルッチは語る。

「ディナーに行くとすると、僕たちは2本や3本や4本のワインをのみ、翌日には海岸にいって、トレーニングをしないんだ」

「2016年のカタルーニャGP(Moto2ライダーのルイス・サロムが命を落とした)の後、彼はコースで2日間のテストに参加し、火曜日の夜中にはイビサでのディナーに到着した。僕たちはディナーをとり、一晩中起きていた。彼にとってはそれが普通なんだ。彼は、『ダニロ、次のレースまでは1週間ではなく2週間ある』と言った。僕たちはバルセロナで起きたことについて多くのことを話した。でもほとんどはバイクの話をした。僕たちの情熱は女性ではなくバイクに向けられているっていうことをね!」

 ペトルッチの2019年の大きな目標は、レースで優勝することだった。「今では僕たちはチームの目標について考えている。それはタイトルを獲ることだ」

 だがペトルッチはドヴィツィオーゾにまた勝つチャンスがあったら、それに抗うことができるだろうか?それは時間が経てば分かるだろう。


関連のニュース