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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.06.23 00:10
更新日: 2019.06.29 03:53

榎戸が雨の筑波を制しJ-GP2クラス初優勝。J-GP3は波乱の展開に/全日本ロード第4戦レース1

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MotoGP | 榎戸が雨の筑波を制しJ-GP2クラス初優勝。J-GP3は波乱の展開に/全日本ロード第4戦レース1

 予選でポールポジションを獲得したのは名越哲平(MuSASHi RT HARC-PRO.)、2番グリッドは岩﨑哲朗(OGURA CLUTH with RIDE IN)、3番グリッドは榎戸というフロントロウとなった。

 J-GP3クラスの赤旗中断によるリスタートにより約30分遅れでスタートしたJ-GP2クラス。決勝レース1は20周、11台によって争われた。

 迎えたスタートでホールショットを決めたのは3番グリットからスタートした榎戸。ポールスタートの名越は2番手に後退し、3番手には5番グリットスタートの作本輝介(Team 髙武 RSC)が続く。

 2周目に入ると榎戸は、2番手の名越以下を引き離しにかかる。しかし、名越も離されまいとペースを上げる。4周目にはコンマ5秒差まで縮めた。

 名越のペースアップに反応したのか、榎戸がペースアップ、縮まっていた名越との差を広げ始めた。

 6周目に入ると3番手争いが激化。作本を先頭に岩崎、阿部恵斗(webikeチームノリックヤマハ)、小谷咲斗(TEAM PLUSONE with TARO)の4台が並ぶ。

 8周目に岩崎が1コーナーのエンドで作本をかわして3番手浮上。その後、作本は阿部にも交わされて4番手に後退する。

 レースは折り返し地点を終え、トップの榎戸と2番手の名越の差は3秒以上に広げて単独走行に入っていく。

 13周目に入ると再び3番手争いが動く。1コーナーで阿部が岩崎をインからかわして3番手に浮上。15周目には1コーナーで阿部、岩崎、作本のスリーワイドとなり、これを作本が制して3番手を奪う。岩崎は4番手、阿部は5番手に下がった。

 16周目に入ると阿部のペースが落ち始め、3番手争いは作本と岩崎の2台となる。

 トップ独走の榎戸はファイナルラップに入るとそのままチェッカー。J-GP2クラス初優勝を挙げた。名越は9秒748差の2位でレースを終えた。

 3番手争いは最終ラップに入っても白熱。最後は作本がポジションを守り切り3位表彰台を獲得。岩崎は最終コーナーで作本に仕掛けようとするもバックマーカーに引っかかり、4位でチェッカーを受けた。

 J-GP2クラスの決勝レース1結果は以下の通り。

■全日本ロードレース第4戦筑波:J-GP2決勝レース1結果(20周/編集部集計)

天候:雨 路面:ウエット

Pos. No. Rider Team Motorcycle Type TotalTime/Delay
1 71 榎戸育寛 SDG Mistresa RT HARC-PRO ハルク-プロHP6-q BS 21’06.016
2 634 名越哲平 MuSASHi RT HARC-PRO. ハルク-プロHP6-q BS 9.748
3 4 作本輝介 Team 髙武 RSC モリワキMD600 BS 15.110
4 70 岩﨑哲朗 OGURA CLUTH with RIDE IN カワサキZX-6R PI 15.416
5 14 阿部恵斗 webikeチームノリックヤマハ ヤマハYN6 BS 18.833
6 22 小谷咲斗 TEAM PLUSONE with TARO ホンダHP6-q BS 18.950
7 392 尾野弘樹 ミクニ テリー&カリー スズキGSX-R600 DL 31.946
8 36 徳留真紀 マルマエMTR ホンダHP6 BS 38.210
9 18 豊島怜 SpeedHeart DOGFIGHTR YAMAHA ヤマハYZF-R6 DL 56.789
10 19 井手翔太 HiTMAN RC甲子園ヤマハ ヤマハYZF-R6 DL 1 Lap
11 79 朝比奈正 アサヒナレーシング ASAHINA・Z600 2 Laps

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