更新日: 2016.09.28 13:24
KTM MotoGP第14戦アラゴンGP Moto3クラス決勝日レポート
2016MotoGP第14戦アラゴン
ビンダーが2位に入り
2016年Moto3クラスのタイトル獲得
『2016MotoGP/第14戦スペイン・アラゴン』。小排気量クラス/Moto3ではRed Bull KTM Ajoから参戦した#41Brad Binder(ブラッド=ビンダー)は2位でフィニッシュ。
その結果4戦を残し、2016年シーズンのMoto3クラスタイトルを獲得しました。チームメイトでMoto3ルーキーの#64Bo Bendsneyder(ボー=ビンドシーダー)は15位でレースを終えました。
レース前、ビンダーはとにかく緊張していました。そしてスロー走行ペナルティで、予選のリザルトと決勝のグリッドラインナップが大きく違っていて、それが緊張に拍車を掛けたのです。ビンダーは予選7番手でしたが、スタートグリッドは5番手。そして好スタートを切ると序盤からトップグループを形成します。
以来ラストラップまで、ライディングテクニックと戦略、そして意地がぶつかり合いました。迎えた最終ラップ、ビンダーを含む4人のライダーが集団から飛び出しバトルを展開。しかしビンダーはトップに立つことができず2位でフィニッシュしました。
ビンダーは、ここアラゴンでタイトルを決める強い意志を持ってウィークに突入。アラゴン前、2位に106ポイントを付けていたビンダー。レース終了後に、100ポイント差をキープできていればタイトル獲得できる状況でした。
そのためにはいくつかの方法がありましたが、ビンダー自身が能動的にタイトルを獲得するには優勝か2位でのフィニッシュが必須でした。そしてビンダーは、決勝を2位でフィニッシュ。タイトルを手中に納めたのでした。
ビンダーのコメント:
「まだ実感が湧かない。今日のレースは、やはりタフだった。ファイナルラップで、トップに立つことができなかった」
次戦/第15戦は10月16日(日)に日本・ツインリンクもてぎで開催されます。