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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.07.31 12:08
更新日: 2019.07.31 13:39

ホンダ 鈴鹿8時間耐久ロードレース 決勝レポート

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MotoGP | ホンダ 鈴鹿8時間耐久ロードレース 決勝レポート

高橋裕紀 #19 KYB MORIWAKI RACING(9位)

「テストからメカニック、チームスタッフ、小山選手、トロイ選手も含めて本当にミスも無駄な時間もなく決勝レースを終えることができました。もちろんもっともっと上に行きたいという気持ちはありますが、現状の我々にできる限りのなかでここまでミスなく8時間走りきるというのは滅多にないことだと思います」

「ブリヂストン勢が強いという最近の流れのなかで、あえてピレリタイヤで戦いながら、いま持てる力でベストを尽くせたかなと思います。この経験を今後に活かしていきたいと思います。皆さまのご声援、ありがとうございました」

小山知良 #19 KYB MORIWAKI RACING(9位)

「最低限の目標であるシングルフィニッシュを達成できてよかったです。路面温度が上がったのでタイヤにとって厳しいコンディションでした。プッシュしてもグリップ力のドロップダウンの幅が大きいので、それであれば淡々とノーミスで走る作戦にしました」

「そのなかで自分たちのアベレージを上げていけば、チャンスはあると判断しました。最終スティントでは最終ラップに追いつくと計算して走行していたら、目の前で(他車が)オイルを吹いたので慎重に走りました。モリワキで走れたことを誇りに思います。皆さまのご声援をありがとうございました」

トロイ・ハーフォス #19 KYB MORIWAKI RACING(9位)

「とても幸せな気分です。モリワキのチームでよい結果を残せたことを誇りに思います。チーム及びライダーみんながミスもなく、最高の仕事をしたことで得られた結果だと思います。暑くて、非常にペースの速いレースでしたが、9位という結果を残せたことを祝福したいです。また、チャンスがあれば是非、来年も走りたいですし、さらにいい結果を残したいです」

ザクワン・ザイディ #22 Honda Asia-Dream Racing with SHOWA(11位)

「今年のレースはとてもタフでした。アンディ(イズディハール)の状態が100%でなかったので、レース中は(名越)哲平と僕だけで走りました。最初にセーフティカーが入って、上位との差が広がるまでは順調なレースでした」

「2台目のセーフティカーの後ろについてしまったので、トップグループからほぼ1周引き離されてしまいました。しかし、決してあきらめませんでしたし、一方でフィーリングを崩すほどプッシュはしませんでした。マシンはシフターとギアレシオの問題を抱えていましたが、最後まで走りきることができました」

「チームをサポートしてくれたスポンサーの皆さんと、玉田監督に大いに感謝したいです。チームのメンバーは、レースウイークで一生懸命にがんばりました。来年は確実に力強くなるでしょうし、よりよい結果になると思います」

アンディ・イズディハール #22 Honda Asia-Dream Racing with SHOWA(11位)

「レースを走ることができず、とても残念です。レースに挑みたかったのですが、まだ手が治っておらず、痛みがありました。チームとしてそばにいましたが、ザクワン(ザイディ)と(名越)哲平だけが走ることになりました。ザクワンと哲平が走りきってくれて感謝しています。改めて、レースを走れなかったことは申し訳なく思っています」

名越哲平 #22 Honda Asia-Dream Racing with SHOWA(11位)

「ザクワン(ザイディ)と僕だけで走ることになったので、とても厳しいレースになりました。チームのみんなはすばらしい仕事をしました。今日の経験で多くのことを学ぶことができたので、とてもうれしいです。このレースウイークは一生懸命がんばりました。チームとファンに感謝したいです。疲れてぐったりしていますが、いい一日になりました」

玉田誠 #22 Honda Asia-Dream Racing with SHOWA 監督

「ライダーとスタッフ全員に多大な感謝をしたいです。今年の8耐はとても厳しい戦いでした。(予選で)アンディ(イズディハール)にトラブルがあって、2人のライダーで戦うことになりました。マシンは完ぺきな状態ではなく、トラブルも抱えていました」

「しかし、ライダーたちはあきらめることなく、完走までマシンを導いてくれました。結果にはとても満足しています。メカニックたちにとってもとてもいい経験になったと思います。このチームはよくなっていくでしょうし、来年の8耐ではもっといいパフォーマンスをみせられると思います」

ランディ・ドゥ・プニエ #111 Honda Endurance Racing(13位)

「どのセッションでもトラブルを抱えていたので、厳しいレースウイークでした。決勝に向けて、セッティングを大幅に変え、マシンは少しよくなりましたし、ペースもはるかによくなりました。ヨニー(ヘルナンデス)のクラッシュや技術的な問題がなければ、トップ10入りも可能だったと思います」

「結果は悪くありません。ヨニーのクラッシュは問題ではないし、それもレースだと思います。彼はいいペースを保とうとしていました。私も過去にクラッシュしましたし、いつでも起こりうることなので、どうしようもありません」

「チームも、ライダーも、クルーも、本当にいい仕事をしたと思います。厳しい状況から始まったレースウイークでしたが、レース向けのセッティングを改善してから、セッションの結果もよくなりました。多くのことがわかりましたし、この経験をもとにさらに改善ができると思います」

ヨニー・ヘルナンデス #111 Honda Endurance Racing(13位)

「上位チームと真っ向から戦える可能性があったと思うので、決してうれしいレースではありませんでした。フリー走行から決勝まで、厳しいレースウイークになりました。レースそのものがハードでしたし、いいペースをキープするのは特にたいへんでした」

「マシンを理解することに最善を尽くしていました。プッシュしていきたかったですが、今日はこれが限界でした。ポジティブな要素は、セッティングをよりよくしようとチームがレースウイークを通じてコミュニケーションを重ねたことです」

「チームに大いに感謝しなくてはなりませんし、8時間を走り切ったことを誇りに思わなくてはなりません。最終的な順位を考えればそれほど悪い結果でもありません。もっとうまくやれるチームだと思っているので、ボルドールまでに解決策を見つけないといけません」

セバスティアン・ジンバート #111 Honda Endurance Racing(13位)

「複雑なレースウイークでした。常にチャタリング(微細な非常に速い機械的振動)と戦っているようで、マシンのフィーリングがおかしな状態でした。他チームと比べてラップタイムが遅すぎたと感じています」

「目指していた結果ではなかったのでうれしいとは言えませんが、チームとしてまず完走を果たせたことをよしとしなくてはなりません。シーズンの終わりとしては微妙な結果です」

「しかし、今はボルドール24時間に集中しています。おそらく、ボルドールが僕にとって最後のレースになるでしょうし、キャリアを最高の形で終えるためにも、優勝したいです。僕を支えてくれる、強力なチームメートがいることはうれしいことです。なので、自信をもってボルドールに臨みたいです」

ジョニー・トゥエルヴツリーズ #111 Honda Endurance Racing 監督

「本当にタフなレースウイークになりました。フリー走行も予選もうまくいきませんでしたし、少し勢いづいたと思ったら、クラッシュしたり、ラップタイムが頭打ちになったりしてしまいました。今日のレースもそうでした。クラッシュや、燃費、さらに技術的な問題もありました」

「トップ10も目指せるのではないかと思いましたが、そうはいきませんでした。最終盤になって、ほかのチームのトラブルなどでレースが終わってしまいました。レースというものがどれほど不運かと感じています。これを糧にして、ボルドールへの課題としたいと思います」

秋吉耕佑 #090 au・テルル SAG RT(32位)

「結果は残念ですが、チーム、ライダーは、よくやってくれたと思います。いいものはそろっていましたし、ライダーもみんな速かったので、監督してうまくコントロールできなかった僕の責任でもあります。決勝のペースはトップとそん色のないものでしたし、表彰台という目標に向かって進んでいきたいと思います」

長島哲太 #090 au・テルル SAG RT(32位)

「ウォームアップは、気をつけていましたし、周りと同じようなスピードで走っていたのですが、予期せぬ転倒でした。チームが懸命にマシンを修復してくれたので、そのあとは、燃費を見ながら2分08秒台から09秒台で周回することができました。転倒がなければと悔しい思いでいっぱいです。また来年、チャンスがあれば表彰台を目指したいですね」

羽田太河 #090 au・テルル SAG RT(32位)

「29周を2スティント担当させていただきました。ペース差のあるライダーを抜きながら、タイムを上げていくことが、こんなに難しいことかと痛感しました。初めての鈴鹿8耐でしたが、秋吉選手、長島選手と一緒に走ることができ、非常にいい経験になりました。この経験を全日本(ロードレース選手権)後半戦に活かしていきたいと思っています」


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