「とても怖かった。4人全員、特に僕とマーベリックはとても幸運だった。状況は非常に危険だったから、今夜はだれかに祈る必要がある。マーベリックと共に3コーナーに進入した際に、何かが僕の方に来ているのを感じた。ヘリコプターの影だと思った。レース中に時々横切ることがあるからだ」

「しかし、それは、フランコのバイクで、信じられないほどのスピードで僕の目の前を通過し、ザルコのバイクはマーベリックの頭上を飛び越えた。僕たちは本当に幸運だったけど、このタイプのインシデントが教訓となり、将来において、ライダーたちの行動が改善されることを期待する」とロッシ。

「今日はとても幸運だった。これが最も大切なこと。僕たちは大丈夫。このようなことは、レースでは起きてしまうし、常にリスクがある。あのコーナー、3コーナーは本当に危険だと毎回言っている。簡単に他車と接触してしまうから、何かをしなければいけない」

「ウォームアップ走行中には、あそこで転びそうになった。フロントがブロックしてしまい、壁の方に向かったときは怖かった。今回のインシデントは、正直なところ、何も見えなかった。バイクがクラッシュした音が聞こえ、ヨハンのバイクが壁に激突したことを感じ、バイクが僕に近づいて来るのが見えた。頭上を越え、バイクが飛び上がった。今日はとても幸運だった。だれもが救われたことが最も重要だ」とビニャーレス。

「体が少し痛いけど、大丈夫。クラッシュの映像を見ると、歩くことができてよかった。し、とても幸運だったと思う。変なクラッシュだった。ヨハンがストレートで僕を抜いて、ブレーキング中に走行ラインが大きくワイドになった。変更されたラインとスリップストリームで、僕は行き場を失ってしまい、彼を避けることは不可能だった。ありがたいことに、僕たちは大丈夫だ」とモルビデリ。

「モルビデリと大きなアクシデントに見舞われてしまい、残念な日曜になってしまった。ブレーキングで僕に衝突し、僕たちは吹っ飛んでしまった。スピードに乗って非常に接近していたことに彼は驚いた。減速することは簡単ではない。最終的にだれもケガを負わなかった。これが最も重要なことだ」とザルコ。

 ザルコのチームは、テレメトリーデータから、ザルコのブレーキング開始はそれまでのラップと変わりなく、意図的にモルビデリのブレーキングを阻害するものではなかったことを明らかにしている。なお、レース後、ザルコは右手舟状骨に小さな骨折があったことが分かり、イタリアで手術を受けてから、レッドブル・リンクで2週連続開催となるスティリアGPに臨むこととなる。また、木曜日には今回のインシデントの当事者であるザルコとモルビデリから状況を聞くミーティングも実施される予定となっている。

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