MotoGP コメント
ジャック・ミラー(MotoGP 8位)
「今日は難しいコンディションとなりましたが、そのおかげでこのリザルトを得ることができました。完走するのはとても大変なことでした。とにかくトリッキーなコンディションでしたが、レースウイークを通じてセットアップが十分ではなかったので、快適ではありませんでした。しかし、今日のレースでただ一人トップ10入りしたHondaライダーになれたことはうれしいです。最終戦バレンシアでは、いい結果を残し、シーズンを締めくくりたいです」
マルク・マルケス(MotoGP 11位)
「今日は難しい一日でした。ウォームアップの時点ですでに不安定な天候で、決勝はウエットコンディションになりました。スタート前にカーボンブレーキにすることを決めました。ブレーキング競争を有利にするためで、それは正しい判断だったと思います。転倒とは全く関係ありません。今日はタイヤを温存しながらトップグループの後ろを走っていました。とても快適だったのですが、11コーナーで突然、フロントの制御を失いました。そのため、目標にしていた表彰台に立つことはできませんでした。すでにタイトルを獲得しているので失うものはありませんが、今日の経験は、来年に向けてとても役立つものになりました」
青山博一(MotoGP 16位)
「決勝はすごい雨になり、難しいコンディションとなりました。スタートで出遅れたのに加えて、すごい水しぶきでペースを上げられませんでした。その後、(ティト)ラバトと(ユージン)ラバティ(ドゥカティ)の3人で走ることになり、なかなかラバティを抜けず、タイムをロスしてしまいました。結局、追い上げたのですが16位でした。代役のチャンスをくれたチームとHondaに感謝したいです。スタッフは全力でいいマシンを準備してくれました。期待に応えられず悔しいですが、この経験をこれからの開発テストに生かしたいです」
ティト・ラバト(MotoGP 18位)
「昨日までのウエットコンディションの状況を考えると、今日のレースはいいステップを刻めたと思います。難しいレースでしたが、完走できたし、次につながる経験を積めました。今日はマシンを寝かせていったときの限界が分かるようになり、行きすぎて転倒することもありませんでした。最終戦バレンシアGPにつながる経験ができたと思います」
カル・クラッチロー(MotoGP リタイア)
「2コーナーでリアのグリップを失い転倒してしまいました。フルウエットか、完全なドライでレースをしたかったのですが、中途半端なコンディションになりました。コーナーからの立ち上がりでいくらかロスをしていたし、ブレーキングにも課題を抱えていました。コース上は滑りやすく苦戦しました。転倒してしまい、チームには申し訳ない気持ちです。最終戦バレンシアでは、再びトップグループで戦えるようにがんばります」