今度はハスラムがホールショット。ダンロップコーナー手前で藤田拓哉(YAMALUBE RACING TEAM)がトップを奪取。しかし、バックストレートでハスラムが首位奪回。そのままオープニングラップを制する。背後につけたのは中須賀。この3台に津田、野左根航汰(YAMALUBE RACING TEAM)、高橋が続き、6台でトップ集団を形成する。
ハスラムの背後にぴたりとつけて周回を開始した中須賀。
5周目に入る直前のシケインで津田が転倒。すぐにマシンを起こしてレース復帰するも、大きく順位を落としてしまう。
ここからハスラム、中須賀、野左根が3台でトップ争いを開始。ファステストラップをたたき出しながら高橋が追い付き、4台の優勝争いに発展。
ハスラム、中須賀、野左根、高橋の順で周回を重ねる4台。
12周目。スプーンカーブでハスラムがラインを外し、中須賀が前に出る。しかし、ハスラムはバックストレートで首位奪回。背後では高橋が野左根に並びかける。結局は首位争いも表彰台争いも順位は替わらない。
15周目の2輪シケインで中須賀が前に出た。中須賀はあっと言う間にハスラムを引き離しにかかる。16周目には周回遅れをかわしながら2分6秒台にタイムを入れた中須賀。独走体制に入る。
背後では高橋が3位浮上。野左根を引き離しながらハスラムを追う。
中須賀は最後、3秒以上の差をつけて圧勝。高橋はハスラムを捕えることはできなかったものの表彰台を獲得した。