14周目、ミルとミラーがメインストレートで接触。ハイスピードでの接触に、見ている者をひやりとさせた。映像で確認できた限りでは、13周目、10コーナーでミルがミラーのインに入ったとき、アウト側にいたミラーと接触。その後最終コーナーを立ち上がり、メインストレートでアウト側に位置していたミルとイン側にいたミラーのサイド側が接触し、走りながらミラーが左手を上げて抗議するようなそぶりを見せていた。この接触について、どちらにもペナルティは科されていない。そしてレース後、お互いに話をしていないということだ。

 まずはミルのコメントから確認していこう。

「ジャックとの出来事は、(13周目の)10コーナー。そこだけがオーバーテイクの場所だった。彼はアウト側にとどまることを決めて、僕たちは少し接触した。それから僕がバイクを起こしたけれど、限界は超えていなかった。そして僕は足を(ジャックに)謝罪をするために動かした。レースでこういうことが起こったら、普通、僕は謝りたいからだ」

「それから最終コーナーで、彼が頭を動かして僕を見た。僕はできるだけ外側のラインをとった。彼が(こちらに)やってきて、ふたりとも接触した。危うく転倒するところだった。とても危険だったと思うし、危険な操作だったと思う」

 ミルはジャックのメインストレートでの挙動について「意図的なものだと思う」という見解を示している。

 一方、ミラーのコメントはこうだ。何度かの問いに対し、言葉少なに応じた。

「(ミルとは)3回、接触したと思う。その後もレースを続けた。もし(自分に)黒旗が提示されていたら、それはおかしいと思う」

 レース後の取材に対するミラーのコメントの量が少なかったため、公平性を期すためにもMotoGP.comの日本語サイトから少し引用させていただく。ミラーはメインストレートでの接触があるまでに、ミルと3回にわたってコーナーで接触がありうんざりだった、とコメントしている。

 双方言い分がある、といったところだろうか。第3戦ポルトガルGPまでに残るわだかまりにならないことを願う。

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