ホンダはテストライダーの青山博一と、2006年のMotoGP世界チャンピオンのニッキー・ヘイデンをペドロサの代役に起用。また、ヘイデンはマークVDSでミラーの代役も務めた。

 HRC代表のリビオ・スッポは、MotoGP参戦にふさわしい実力があり、リザーブという立場を受け入れてくれるライダーと契約するのは「非常に困難」だと述べた。

「ドゥカティには非常に良いチャンスがあったが、我々にとっては大変難しいことだ」とスッポ。

「過去に我々はF1のように、若いライダーたちにテストライダーになるようオファーを試みたが、若いライダーたちは、自分がレースに参加したいと考えるものだ」

「テストライダーのプロジェクトを作り上げようとしても、Moto2クラスでレース参戦できるチャンスがあれば、リザーブライダーになるのはほぼ不可能だ。なぜなら速いライダーは自分でチャンピオンシップをフルシーズン戦うからだ」

「とても難しい問題だ。たとえばオーストラリアGPでのニッキー(・ヘイデン)は完璧だった。彼はとても良い仕事をしてくれたが、その1週間後は(ヘイデンが通常参戦している)スーパーバイク世界選手権と日程が重なってしまった。リザーブライダーのシステムを作り上げるのは本当に難しいんだ」

 ホンダのように、スズキにはチームのテストライダー、津田拓也がいるが、GPに帯同し待機できるライダーとの契約はない。

スズキの代表ダビデ・ブリビオは「我々は必要な時に代役になれるライダーを確保することについては、あまり考えていない」と次のように述べた。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円