予選のQ1は気温21度、路面温度43度のドライコンディションでスタート。中上を含む4人のホンダライダー、KTMの4人のライダーなどがQ1から予選に挑んだ。

 序盤はエネア・バスティアニーニ(グレシーニ・レーシングMotoGP)がトップ、オリベイラが2番手につける。後半に入ってもバスティアニーニはタイムを更新してトップをキープ。2番手にはブラッド・ビンダー(レッドブルKTMファクトリーレーシング)がつけていた。

 しかし最後のアタックでマルコ・ベゼッチ(ムーニーVR46レーシング・チーム)が自己ベストを更新。バスティアニーニから0.147秒差の2番手に浮上した。この結果、バスティアニーニとベゼッチがQ2進出を決めた。

 中上は11番手に終わり、ホンダ勢としてもアレックス・マルケス(LCRホンダ・カストロール)の7番手が最上位。アレックス・マルケスは中盤に転倒を喫したが、ピットに戻ってアタックを続けていた。また、予選の苦戦が続くKTM勢はオリベイラが3番手、ビンダーが4番手でQ2進出を逃した。

 続いて行われたQ2では、フリー走行4回目で大きな転倒を喫したアレイシ・エスパルガロを含めた12人全員がコースイン。バスティアニーニとベゼッチがQ1を突破したことで、Q2の12台中7台がドゥカティである。

 開始5分、マルティンがいきなり1分58秒前半のタイムを記録してトップに立ち、2番手にチームメイトのザルコがつける。そのふたりのタイムを、クアルタラロが更新。さらにミラーがクアルタラロに対し0.001秒差の2番手に浮上。激しいポールポジション争いとなった。

 残り時間3分を切って、それまで12番手だったアレイシ・エスパルガロがアタック。フリー走行4回目の転倒の影響を感じさせない走りで、オールタイムラップ・レコードを更新する1分57秒966を叩き出し、トップに立った。

 だがこの後に続くクアルタラロ、ミラー、そしてザルコも1分58秒の壁を突破する。中でもザルコは1分57秒767をマーク。レコードを0.401秒更新してトップに躍り出た。最後のアタックでビニャーレスが自己ベストを更新するもザルコのタイムには届かず、ザルコがポールポジションを獲得した。

 2番手は0.098秒差でビニャーレス。アプリリアに移籍後、初のフロントロウ獲得となった。3番手はミラー。決勝レースでのロングラップ・ペナルティを科されているクアルタラロはミラーとの差、わずか0.007秒で4番手で、2列目からのスタートとなった。アレイシ・エスパルガロは6番手を獲得し、2列目を確保した。

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