「彼の真似をしようとしているけど、自然にできることじゃない」
「彼はコーナーリングでバンクしている間絶対ブレーキングせず、コーナー出口でバイクがまっすぐな状態になってから加速するんだ」
「ほとんどのライダーはブレーキをかけながらバイクをコーナーに進入させ、それから加速する」
「今は欠けていることを補うために少しずつ適応するようにしているよ」
イアンノーネはセパンテストで2番手のタイムを記録したにもかかわらず、開幕前最後のオフィシャルテスト、カタールテストはビニャーレスからほぼ1秒遅れとなる12番手で締めくくることなった。
しかし、イアンノーネは日曜日の走行では“極限のセットアップ”を用いてラスト30分に自信を強めることができ、カタールで欠いていた一貫性を見出すことができたと語った。
「僕たちは最後にとても重要なことを理解したよ」
「最後の3周はすべて1分55秒台だったけど、これはこの3日間でまったく出すことができなかったタイムだ」
「まだチャタリング(フロントタイヤが細かく跳ねる現象)が起きる時がある。思うようにブレーキングできない6コーナーが特にそうなんだ」
「でも僕たちは一貫性の面で改善したし、ブレーキングについても自信を高めたよ」
「それを普通に使い始められるようになったことは大きな一歩だ」
