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投稿日: 2019.07.11 12:00
更新日: 2019.07.10 23:51

【ブログ】何これジャンプ台!?ペットボトルでできた謎の物体が/タイのサーキットを1周歩いてみた

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Blog | 【ブログ】何これジャンプ台!?ペットボトルでできた謎の物体が/タイのサーキットを1周歩いてみた

 4コーナーに到着し、撮影位置を探っていると後ろからFROのクルマが迫っていました。コースウォークの時間でもコース全体を確認しているんですね。3台連なって走行し、ランオフエリアもチェックしていました。

 そもそもFROの仕事内容や、この時どのようなところを確認していたのか、よくわかっていないので別企画で取材に行きたいと思っています。

 そして、この4コーナーは、ゆるい左旋回の2コーナーを除けば最初の左コーナーとなります。そしてすぐに90度近く曲がる5コーナーが迫ります。それにしても山本選手とバトン選手に全く追いつけません。昨年王者のふたりにコースウォークでも速さを見せつけられるとは……。

5コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)
5コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)

 またMotoGPの話になりますが、ダニ・ペドロサが転倒したコーナーです。かなりの減速が必要となるほどのコーナーで、ランオフエリアが広いのも納得できます。

 ちなみに、レースゲームでこのサーキットを走行したことがあるのですが、ここでよくコースアウトしました。ウォールまでかなり距離がとられていますよね。個人的に一番好きな二輪レースであるSBKのスマホゲームがあり、それで走れるので試したい方は探してみてください。

6コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)
6コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)

 6コーナーも同様の左コーナーです。コース中盤はコーナーが続く、テクニカルなレイアウトですね。スピンしたであろうタイヤ痕もこのあたりから増えてきます。

 レーシングマシンに乗って走ってみたい気持ちもありますが、こういうタイヤ痕を見ると無事に戻ってこられるか不安なのでやっぱり怖くなります。(某ドイツメーカーの1000ccバイクに乗っているなんて恥ずかしくて言えません)

7コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)
7コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)
8コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)
8コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)

 3つ連続の左コーナーの次には7、8、9と右コーナーをまたも3つ迎えるポイントがきます。7コーナーと8コーナーはともに90度ほどのコーナーでこのコンビネーションを超えると9コーナーが待っています。

 この週末、7コーナーではホンダ勢3台の同士討ちが起きましたよね。この時にはそんなアクシデントが起こるなんて思ってもいませんでしたよ。

縁石は白色・水色の配色
縁石は白色・水色の配色

 そういえば、このコースの縁石は全コーナー白色・水色の配色なんですよね。ランオフエリアも水色に塗られている部分が見られます。紅白の縁石がお馴染みだと思いますがどうして水色なんでしょうか。ドイツのザクセンリンクを真似て赤、白、紺とタイ国旗の色にすればいいのにとか勝手に思っていました。

9、10、11コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)
9、10、11コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)
11コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)
11コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)

 9、10、11コーナーはS字のような区間で、少しカントがついているのが見てわかると思います。このコースで一番見栄えが良いと感じた場所なんですがどうでしょう? グランドスタンドも確認でき、観戦客が入った決勝日に走行できるドライバーが羨ましいです。

タイのコース上にある謎の物体

 残すところ最終コーナーのみ! といきたいですが、コースサイドにある謎の物体が気になったので撮ってみました。後ろにペットボトルが張り付けてあり角度がついているのですが、ジャンプ台でしょうか。あるいは、かまぼこ縁石のような役割をするものだと思いつつ、パシャリ。

 こんな手作り感満載のものがコース上にあっていいのかはわかりませんでしたが、これってタイだけのものですよね? 不思議がいっぱいです。

 コースウォークを終えて、関係者に確認したところ、黄旗の際などに区間を示すためのポストのラインだそうです。コースの両サイドに設置してあり、左右を結んだところがラインになるそう。見返すといろんなところに設置されていますね。ペットボトルが挟んであったのは、視認性向上のためでしょう。

最終コーナーとなる12コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)
最終コーナーとなる12コーナー(チャン・インターナショナル・サーキット)
12コーナーはかなり鋭角でバトルが勃発しやすい
12コーナーはかなり鋭角でバトルが勃発しやすい

 そして最終コーナーとなる12コーナーは鋭角で、最終ラップまで勝負を持ちこめばバトルが勃発する場所なんです。MotoGPでは最終ラップまでバトルが繰り広げられ、このコーナーで勝敗が決まりましたよね。(二輪ネタばかりですみません)

ピットロード入口(チャン・インターナショナル・サーキット)
ピットロード入口(チャン・インターナショナル・サーキット)

 ピットロードの入口は最終コーナーのアウト側にあります。ピットロードはかなり狭く1台分ほどのスペース。スーパーGTでは同タイミングでのピットインがたびたび見られるため混雑しそうですが、大丈夫でしたね。

ホームストレート(チャン・インターナショナル・サーキット)
ホームストレート(チャン・インターナショナル・サーキット)

 最終コーナーを抜けるとようやくホームストレートに戻ってきます。ちなみに、ここにたどり着くまで1時間10分ほどかかっています。

 この時期のタイで1時間も外にいたから汗だくになりました。ドリンクを持って行ったほうがいいよと言ってくれた先輩に感謝です。1周でペットボトル1本飲み切りましたから。

 そして、普段土曜日に現地入りするレースクイーンのお姉さんたちも現地入りしており、コースウォークを楽しんでいる姿が見られましたよ。写真はありませんが……。(ファンのみなさま、ごめんなさい)

グランドスタンドからの眺め(チャン・インターナショナル・サーキット)
グランドスタンドからの眺め(チャン・インターナショナル・サーキット)

 コースを一周した後、グランドスタンドからもコースを眺めてみました。このチャン・インターナショナル・サーキットはグランドスタンドからコース全体を一望できるサーキットと聞いていましたが本当でした。

 全体が見えるとレース状況を掴みやすく、現地での観戦に向いているコースですよね。今年はツアーで観戦に訪れる日本のファンも多かったので、国外のサーキットでスーパーGTを観戦したい方はタイ旅行も兼ねて検討してみてはいかがでしょうか。

 2020年はマレーシアでもスーパーGTが開催されるため、機会があればセパン・インターナショナル・サーキットを一周巡ってみようと思います。

 ちなみに、レースウイークの土日は第3戦までと同じく朝から晩まで忙しく働き、疲れ切った月曜日の帰路も後部座席で船を漕いでおりました。空港までの運転、本当にありがとうございました。

 そして、滞在期間中は某YouTuber女芸人Fのタイ旅行動画に触発され、スムージーばかり飲んでいました。最終日の月曜日に、実は3度も飲んでいたことをここで告白しておきます。

某YouTuber Fちゃんの影響で飲んだウォーターメロンスムージー
某YouTuber Fちゃんの影響で飲んだウォーターメロンスムージー
ストロベリースムージーとタイのカレー。食後にお腹壊しました……。


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