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クルマ ニュース

投稿日: 2024.04.08 18:30
更新日: 2024.04.08 16:13

メルセデスAMG、新機軸満載の新型『GTクーペ』導入。四輪駆動化と2+2のレイアウトも実現

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クルマ | メルセデスAMG、新機軸満載の新型『GTクーペ』導入。四輪駆動化と2+2のレイアウトも実現

 新たにオイルパンや搭載位置を変更したインタークーラー、アクティブクランクケースベンチレーションや各部に備えられた3系統の冷却システムが、ハードなサーキット走行時でもドライブトレインをつねに最適な温度に保ち、磁性流体と円環状コイルが作り出す磁界強度を無段階に変化させる“ダイナミックエンジンマウント”の働きにより、荒れた路面ではエンジンの振動がシャーシに伝わるのを抑え快適な乗り心地を実現する一方、スポーツ走行時にはマウント部を固めることでエンジンのゆれを抑制。ダイレクトなステアリングレスポンスと正確かつ俊敏な走行を可能としている。

 走行状況やドライバーの操作に応じて前後トルク配分を50:50〜0:100の間で連続可変させる“AMG 4MATIC+”は、トラクション重視の4WDと純粋なFRをシームレスに切り替え、電動機械式の連続可変式電子制御スタビライザーも備える油圧式のAMGアクティブ・ライド・コントロール・サスペンションに、電子制御AMGリミテッド・スリップ・デフやリヤ・アクスルステアリングなど数々の高度なコンポーネントを標準装備とし、0〜100km/h加速3.2秒(欧州参考値)の性能を支える。

 そのうちAMGアクティブ・ライド・コントロール・サスペンションの油圧制御システムを利用した“フロントアクスルリフトシステム”も標準装備とし、フロントエンドを最大30mm上昇させることで駐車場の出入り口や踏切の段差などにおいてフロントバンパーをダメージから保護。基本操作はメディアディスプレイで行うも、日常的に必要な場面ではGPSによって作動地点を記憶させることも可能となっている。

 また、エアロダイナミクス面でもフロントグリルとエプロンのインテーク内に空力性能と冷却性能を両立する2ピースのエアパネルを採用し、電子制御式のルーバーが走行状況に応じて瞬時に開閉することで冷却制御とともに空気抵抗を少なくし、フロントに働く揚力を低減する“エアパネル”や5ステージで可変する“リトラクタブルリヤスポイラー”を標準装備。

 さらにフロント下部に配置された約2kgの超軽量カーボンファイバーパーツが約40mm下降し、ベンチュリ効果によって車体下部への空気の流れを加速させる“アクティブ・エアロダイナミクス・システム”では、フロントアクスル部のリフトを250km/h走行時で約50kg抑制する。

 前出のユーテリティ面ではイージーパック自動開閉テールゲートとフットトランクオープナーが備わり、高い利便性を実現するとともに、オプションの可倒式リヤシートに着座できる乗員の身長は150cmまで(チャイルドシート装着時は135cmまで)となり、左ハンドル仕様“GT 63 4MATIC+”のモノグレード構成の価格は2750万円(税込)となっている。

メルセデスAMG、新機軸満載の新型『GTクーペ』導入。四輪駆動化と2+2のレイアウトも実現
走行状況やドライバーの操作に応じて前後トルク配分を50:50〜0:100の間で連続可変させる“AMG 4MATIC+”を採用
メルセデスAMG、新機軸満載の新型『GTクーペ』導入。四輪駆動化と2+2のレイアウトも実現
オプションの可倒式リヤシートに着座できる乗員の身長は150cmまで(チャイルドシート装着時は135cmまで)となる
メルセデスAMG、新機軸満載の新型『GTクーペ』導入。四輪駆動化と2+2のレイアウトも実現
左ハンドル仕様“GT 63 4MATIC+”のモノグレード構成の価格は2750万円(税込)となっている

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp


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