更新日: 2024.06.25 18:43
インフィニティの新型フラッグシップ『QX80』登場。アメリカ市場で7月末より販売開始へ
2024年6月25日
プレスリリース
日産自動車の高級車ブランド『INFINITI(インフィニティ)』は24日、新型『INFINITI QX80(2025年型)』を7月末より、全米のディーラーにて販売開始すると発表しました。メーカー希望小売価格は、82,450 USドルからです。
インフィニティの新型フラッグシップモデル『QX80』は、存在感ある洗練されたデザイン、最高クラスのホスピタリティを提供する室内空間、シームレスで直観的なテクノロジー、そして圧倒的なドライビング体験を提供します。
新たなラグジュアリーの幕開け
卓越したクラフトマンシップにより外観と乗り心地に磨きがかかった『QX80』は、インフィニティのデザインフォーム『Artistry in Motion』を体現し、徹底的に細部にこだわっています。竹林をイメージしたフロントグリルメッシュ、さざ波にきらめく光の反射を模したテールライト、日本の石庭にヒントを得たラバーインレイなど、随所に自然が作り出すフォルムを取り入れました。
内装は高級感あふれるセミアニリンレザー仕上げとなっており、レーザーカットメタルインレイを施し細部までこだわった本木目のトリムがドライバーと乗員を迎えます。車内では、64色から選べるアンビエントライトで、より印象的に、気分に合わせて室内の雰囲気を変えることが可能です。そして、1列目と2列目の座席に設定されたマッサージシートは、長距離を移動する乗員の疲れを癒します。
直観的なテクノロジー
インフィニティの歴代モデルと同様に新型『QX80』は、運転の快適性、利便性、コネクティビティを高める先進技術を搭載しています。画期的な『インビジブル・フード・ビュー』をはじめとする多数のカメラによって、駐車場や狭い道路、さらにはコーヒーショップのドライブスルーでの視認性を向上させています。『フロントワイドビュー』モードにすると、カメラがとらえた映像が2個の14.3インチ・ディスプレイに表示され、視認性がさらに高まります。
Google built-inを搭載した『QX80』のタッチスクリーン型インフォテイメントシステムには、Google Mapsなど、使用頻度の高いアプリがインストールされており、全乗員によりシームレスなコネクティビティを提供します。SENSORYおよびAUTOGRAPHレードには、24スピーカー・クリプシュ・レファレンス・プレミアムオーディオシステムを搭載するなど、クリプシュのオーディオシステムが、3列すべてにクリアな迫力あるサウンドを届けます。また、インディビジュアル・オーディオ機能は、ナビゲーションの指示、音楽、電話など特定の音を運転席だけに伝えます。
最後に、緻密な設計のパワートレインとシャシー技術が、安心かつ快適で圧倒的なドライビングを実現します。すべてのモデルに3.5リッターツインターボエンジンを搭載し、最高出力は450ps、最大トルクは516 lb-ft(旧モデルと比べて出力50ps、トルク103lb-ftの向上)を誇り、9速ATが優れたレスポンスを実現します。
電子式エアサスペンションで走行シーンに合わせて車高を調整でき、停車時は車高を下げて乗り降りや荷物の積み下ろしが簡単にできます。また、ダイナミックデジタルサスペンションが路面の状態を常に把握し、ダンパーの減衰力を調整することで、よりスムーズで安定的な車線変更を可能にし、乗り心地を高めます。
新型『QX80』には4種類のグレードがあり、価格は以下のとおりです。
・QX80 PURE:82,450ドル(RWD)/85,550ドル(4WD)
・QX80 LUXE:89,500ドル(RWD)/92,650ドル(4WD)
・QX80 SENSORY:100,645ドル(4WD)
・QX80 AUTOGRAPH:110,595ドル(4WD)
米国以外の市場での仕様と価格設定については、数カ月を目途に発表いたします。