ターボは2ステージターボチャージャーを使用し、小径タービンには可変ジオメトリーを採用。低回転域から高回転域まで全域でトルクフルな加速を可能とし、排気側にのみ可変バルブリフトシステム“CAMTRONIC”を採用することで、冷間時の吸気工程中に排気の一部を燃焼室に戻すことも可能となっている。これにより燃焼室内の温度を上昇させることで、排出ガス浄化システムを効率的な温度まで早期に暖め、排出ガス浄化に寄与する設計とした。

 さらに、冷却された高圧EGRと低圧EGRを組み合わせた“マルチウェイ排出ガス再循環(EGR)”を搭載しており、燃焼の最適化を図り後処理を行なう前の段階でNOxを低減。ターボチャージャーから出た排出ガスは酸化触媒へ送られた後、AdBlueを噴霧。下流のsDPF(DPFwithSCRCoating:選択触媒還元法コーティング付粒子状物質除去フィルター)で粒子状物質の捕集と窒素酸化物の低減を行なった後、最終的にSCR触媒でさらに窒素酸化物の処理を行なう厳重な浄化システムとなっている。

 また可変エンジンマウントの採用により、低振動で高い静粛性を持ちながらスムーズな加速を実現し、長距離走行もより快適に過ごせるパワーユニットとして『メルセデス・ベンツGクラス』の持ち味を引き出す役割も担うほか、トルクコンバーターハウジングをアルミニウム製、ギアハウジングをマグネシウム製とした9G-TRONICトランスミッションは前進ギアが2速分増えたにもかかわらず、従来の7G-TRONICと比較して1kg軽量化されており、多段化での巡行回転数を下げると同時に消費燃料の低減にも貢献している。

 もちろん「レーダーセーフティパッケージ」をはじめとする安全運転支援システムも標準装備となり、価格は1170万円。デリバリーは2019年7月以降が予定されている。

最高出力286PS、最大トルク600Nmで0-100km/h加速を7.4秒を記録。全車右ハンドル仕様となる
「レーダーセーフティパッケージ」をはじめとする安全運転支援システムも標準装備。デリバリーは2019年7月以降を予定する

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp

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