アヴェンタドールSVJ 63ロードスターとともにペブルビーチでお披露目された、もう1台のスペシャルエディションモデルは特徴的なカラーリングをまとった『ウラカンEVO GTエディション』だ。
この限定車は北米のスポーツカーシリーズ、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のハイライトとも言えるデイトナ24時間レースと、これに続くセブリング12時間レースというふたつの耐久イベントでランボルギーニのFIA-GT3カー、ウラカンGT3およびウラカンGT3 Evoが2年連続で優勝したことを記念して作られたマシン。限定台数はふたつのイベントのレース時間にちなんだ36台だ。
カラーリングはIMSAシリーズを戦うポール・ミラー・レーシングとともに4つのレースで勝利を収めたGRTグラッサー・レーシング・チームのマシンを彷彿とさせるVerde Egeria(グリーン)とAcancio Aten(オレンジ)のツートンカラーのほか、チェントロ・スティーレの協力を得てアドベルソナムが3つのボディカラーを用意している。
そのエクステリアデザインでは優勝マシンのゼッケンナンバーである『11』のロゴが配されるほか、足元には20インチのセンターロック式ホイールが採用されレーシングカーの要素が引き立たされた。
この他、車両サイドには『DAYTONA 24h』『SEBRING 12h』と記されたプレートも取り付けられる。また、リクエストがあればイタリアとアメリカ国旗に囲まれたランボルギーニのロゴをルーフに、月桂樹に冠をリヤフェンダーに描くことも可能となっている。
初採用となる新型レース仕様シートを備え、外装色と自由に組み合わせられる3パターンのインテリアカラーも与えられたV10 NAエンジン搭載のスペシャルクーペ『ランボルギーニ・ウラカンEVO GTセレブレーション』は北米市場限定での発売。デリバリーは2020年初頭の予定だ。






